カテゴリ:旅館
小浜にある若狭姫彦神社や熊川宿を観光するために、若狭湾に面した「松月観の宿」に宿泊しました。温泉宿を探したのですが、あまりいい感じの旅館やホテルがなかったので、1泊2食付きのこちらの宿です。 和室をシングルベットの部屋に改装したプランを予約したのですが、部屋が空いていたからか、8畳の広めの和室になりました。特に案内はなかったですが、この宿の接客は、そんな感じです。部屋は、海辺に面しているので若狭湾が眺めますが、ふとみるとカーテンがありません。障子もすべての窓を隠すわけでもなく、ある意味丸見えですが、海から誰も見ることはないので特に問題はありません。朝日が差し込むことはないのでまぶしくはないけど、ちょっと変わった部屋ですね。 部屋にお風呂はついていないので、トイレと洗面台のみですが、改装されているのでとてもきれいです。 お風呂は、海が見えるガラス張りになった共同風呂です。洗い場が3名ぐらいでいっぱいになるので、チェックインして夕食前に入ろうと思ったら、少し待ちました。でも、24時間入ることができるので、すこし時間をずらせば誰にも合わなくて済みそうです。 夕食は、1階の食事会場になります。ガラス張りで海が見えるのですが、夜だと真っ暗です。一人旅だったので、ひとり分の食事がセットがしてあるテーブルに座りました。部屋番号も名前も案内もないので、ちょっと心配になりますが、宿泊客がすくなかった(この夜は3組)ので、間違えようがないということだと思います。 食事は、ビジネスプランだけど、刺身や煮魚に魚の天ぷらなども付いて、とてもいい夕食です。この旅館の名前の入った冷酒を追加しました。新鮮な刺身と煮魚で冷酒を飲んで、水炊きの鍋を食べながらご飯をいただきました。 この旅館、食事は基本的にセルフサービスです。チャッカマンが置いてあるので、自分で鍋に火をつけます。ご飯やお茶もセルフサービスです。特に説明はないので、最初、あれって思ったけど、周りの人は気にせず、自分でいれていました。HPにも書いてあるので、事前に読んでいればOKだけど。配膳係の人がひとりしかいなかったので、アルバイトの確保が大変なのかも。 朝食も同じテーブルです。案内してくれる人はいないので、そのまま自分でご飯、お味噌汁、お茶をいれて席に座ります。朝の鍋は湯豆腐でした。もちろん、自分で着火です。朝は、イカ刺しが付いていました。 外観は古い旅館ですが、部屋は改装してあり、内装はきれいになっています。サービスがすごくいいというわけではありませんが、民宿レベルの値段でこの部屋と料理はコスパがとてもいいと思います。 部屋にお風呂がないと困ると言う人でなければ、コスパがよく料理がおいしいのでお勧めします。 翌朝は、千年杉と若狭姫彦神社の参拝からスタートしました。朝は人が少なくて、大きな杉に囲まれたしっとりとした静かな神社でした。
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Last updated
2017年03月20日 10時00分08秒
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