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2006.07.11
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カテゴリ:World Cup Germany
match62 Semi Final: フランス 1 - 0 ポルトガル (7/5 27:45よりBS1で観戦)

00年のヨーロッパ選手権の準決勝と同カード、しかもフランスに至ってはその6年前と同じ顔ぶれがほとんど残っているんじゃないかと思ったが、よくよく調べて見ると、リザラズもブランもデサイーもデシャンもピレスもデュガリーももういなかった。昔からのベテランを多く含むチームを想像させるが、当然ながらすべての選手が引退するまで代表に居座り続けるわけではない。にもかかわらず、フランス代表は、何人もすぐに顔と名前が頭に浮かび、そのほとんどは代表暦も長く経験も豊富である。ベテラン、おじさん、と揶揄されるが、1度代表に呼ばれればそのまま定着し続ける選手が多いチームの、言うなれば、成功した形としての準決勝進出ではないだろうか。その象徴的な存在であるジダンが、引退最後の舞台をベルリンの決勝でできるかどうかがかかっていた。
デコが戻ってきたポルトガルは、マニシェ、C・ロナウドが縦横無尽に動き回り、右からもフィーゴが積極的に仕掛けるため、フランスをしばらく自陣に貼り付かせてしまった。両サイドのスペースを握れば完全にポルトガルペースである。フランスは、無理せずボールを奪うとキープ力を高めて試合を進めるが、33分、アンリが幸運と言っても差し支えないPKをゲットし、これをジダンが6年前同様、しっかり決めてリードを奪う。ファウルを犯したリカルド・カルバーリョだが、倒れた拍子にアンリの足が引っ掛かっただけのようにも見え、いささか気の毒だった。
47分にアンリ、48分にリベリがそれぞれ決定機をつかむ一方で、パウレタは前線で孤立する時間が長くなり、サニョ―ルはC・ロナウドを徐々に封じ始める。ポルトガルが62分、ミゲルを負傷で失った頃から、フランスは守備意識をグッと高めた。スコラーリ監督は、思うように動けないパウレタを下げ、シモン・サブロサを投入し、さらにボランチのコスチーニャを引っ込めてポスチカを送り込み、抵抗を試みるが、何にしてもフランスのディフェンスは固い。ビエラは守り1本に専念し、マケレレ、テュラムも大舞台を知る歴戦のディフェンス陣が、ポルトガルの持ち味を消し去っていた。77分には、C・ロナウドのFKからバルデズが弾いたところへ放ったフィーゴのヘッドがクロスバーを越えるなど、運はフランスの手元にあった。さらに何回も倒れ込むポルトガル選手にもレフリーは笛を吹かなかった。
勝ったのはフランス。6年前のヨーロッパ選手権・準決勝、ポルトガル相手にジダンのPKによる決勝点も同じであれば、決勝の相手も同じイタリア。優勝したその時の再現となるかどうか(ならなかった)。





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Last updated  2006.07.11 18:32:40
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