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カテゴリ:娘
夕飯が終わり、テレビを見ながらゆっくりしてると。
上の娘が、無言で何やら持ってきた。 お年玉袋。 「なに、なに?」 「お年玉あげる。」 「えーー!?」 「驚くほど入ってないで。ちょっとだけやで。」 娘からのお年玉。 「どうしたん?こんな時期に。」 「バイト代が入ったから。」 バイトなんてかなり前からしてるのに。 それが今って、どうしたんだ? 嫁さんに聞いても何もわからないって。 妹ももらって喜んでる。 「ありがとう!お父さんやお母さんにあげるなんてすごいやん。」 妹は、そんなことを口にできるタイプ。 お姉ちゃんは、どちらかといえば寡黙タイプで、恥ずかしさもあるのか、ただバイト代が入ったからあげるだけってその一言だけ。 自分の場合はどうだったかな? 初めての会社の給料のときは、両親とどこか食事に行ったような気がする。 初めてのバイト代のときも、何かしたような気がするんだけど。 娘の初バイト代では何もなかったなぁと心では思ってた。 友達か誰かに、そんな話しをしたんだろうか。 親に何かしてるか?とか。 そんな会話があったんだろうな。 そしてそれが、今回のお年玉になったのかな。 なんとなくグッとくるものもあった。 そんなことを考える年頃になったんだ。 ちょっとした親孝行なのかな。 親孝行なんて感じたのが初めてなんで、その気持ちがよくわからない。 たった2,000円だけど、大きな大きな贈り物のような気がするよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年01月20日 00時42分24秒
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