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テーマ:サッカーあれこれ(19783)
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ここでも以前取り上げていた「ビバ!サッカー」の一環で
「サラエボフットボールプロジェクト」の森田さんのお話を 聞く機会を持った。ジェフは旧ユーゴの選手とはかなり縁の あるチームでもある。現監督のオシム氏、W杯でスロベニア 代表だったミリノビッチ、他にもムイチン、ラデ(ちょっと苦い思い出だけど)マスロバルといった面々を思い出す。 まだ紛争まっただ中だった頃、ストイコビッチとマキの関係は・・・なんて話をしていたこともあった。そんな旧ユーゴのなかで紛争の中心となったボスニア・ヘルツェコビナのサラエヴォでサッカーを通じて民族融和をはかろうと運動しているのがこの「サラエヴォフットボールプロジェクト」だ。旧ユーゴの民族問題の複雑さを次のようにいっていた。一つの国家 (旧ユーゴ) 、 二つの文字 (ラテン文字とキリル文字) 、 三つの宗教 (ローマ・カトリック、ギリシア正教、イスラム教) 、 四つの言語 (セルビア語、クロアティア語、スロヴェニア語、マケドニア語) 、 五つの民族 (セルビア人、クロアティア人、スロヴェニア人、モンテネグロ人、マケドニア人) 、 六つの共和国 (セルビア、クロアティア、スロヴェニア、、ボスニア・ヘルツェゴビナ、モンテネグロ、マケドニア) 一つの国家たらんとしていた、チトー大統領亡き後今までの 不満で独立などの動きがおこり、ボスニア・ヘルツェコビナ ではセルビア人、ムスリム人、クロアチア人の民族戦争とな っていった。等の流れは知っていても戦争終了後については ほとんど知らないでいた。 活動についての詳しくはトップのリンクからということで、 心に残ったエピソードとしてムスリムの少年が勇気を振り絞 ってセルビア人側での練習に参加するところは、サッカーの 強さを実感した。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.03.29 00:52:50
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