ワールドユースはどうしても、兵藤の起用が失敗だったという印象しか残らなかった。チームの発足時からの主要メンバーを重用するのが大熊監督の方針なのか、ここ数ヶ月で伸びてきた選手の見極めが苦手なのか、どうしても疑問が出てしまう。Jに入団して特にここ数ヶ月で伸びた選手の代表格が水野で、ジェフでのプレー振りを見ればスーパーサブという扱いにはもったいないと思うのだ。また守備をしないので、有名だった前田も体を張ったプレーをするようになったし、調子の良さ悪さも含めて目の前の選手をちゃんと見てくれと思った。本田にしても使うチャンスをしっかり上げてほしかった選手の一人だった。
コンフェデはギリシャ戦は見ていなかったし、ブラジル戦は得点場面だけ見ていた。俊輔のミドルシュート、FKからの大黒のシュートどれもすばらしいプレーだった。問題はチームとして成熟していくことだし、この勢いをなくさないことだと思う。ただブラジルに代表されるトップクラスのチーム恐れるに足らずという論評に疑問はある。ブラジルの焦点はワールドカップの決勝にあるのだから、コンフェデの日本戦では負けなければ良いというスタンスだったはずだ。日本は勝たなくてはいけない試合で引き分けて、負けと等しい結果になったのとは大きな違いの中にあるというところは頭においておかなければいけないだろう。
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Last updated
2005.06.26 01:59:50
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