要塞地帯標
鴨居のみかん台第二公園の「東京湾要塞第一区地帯標」 1899(明治32)年に制定された要塞地帯法により要塞地帯の区域を表示するために設置された標識です。 要塞は日本各地、中国、朝鮮半島、台湾に作られ軍事機密保持のため写真撮影、スケッチ、立ち入りなどが厳しく制限されました。 第一区は1kmの範囲、第二区5km、第三区15kmです。 現在でも地帯標は各地に残されています。 しかしここの地帯標は 「標石番号がない」「左右両面に刻字がない(通常四面刻字)」「台座にのっている」「昭和四十年代に造成された団地の公園に収まりよく置かれている」 など不自然な点が多くおそらく近年、記念碑的に置かれたものではないかと思います。