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偏屈たぬきのへそまがり投資日記

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Jun 20, 2014
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カテゴリ:低位株
  今回は、みみっちい小ネタ。

  以前、超低位株-ちょっと不思議な空間-と題して、
  譲渡益税の計算に使う”取得単価”の切り上げ処理について書いたのだけど、その続きのような話。

  
1.前回のまとめ

  特定口座などで譲渡益税を徴収されるときの、譲渡益の計算について、

  譲渡益 = 譲渡価額(売却金額)- 取得費(取得単価×株数) - 売却手数料

  だけど、その中の、”取得単価”の計算では、実務上、単価の切り上げ処理が認められていて、大半の証券会社ではそうしている。

  なので、
  例えば、12円の株を10000株買って、210円の手数料が掛かりました。というケース。
  取得単価は、正確には12.021円なのだけど、譲渡益の計算上は13円が取得単価ということになる。

  で、譲渡益税がちょっと得になる。

  
  以上が、前回書いた話のあらすじ。


2.複数回に分けて買うととどうなるか

  さっきの例は、1回買ったときの話だけど、
  実際の株式取引では、同一の銘柄を複数回に分けて売ったり買ったりすることも多い。

  そういうときにどうなるのか、というのが、今日の本題(やっとかいっ!)


  複数回に分けて買ったときの”取得単価”は、”総平均法に準ずる方法”というので計算するということなのだが、

  簡単に言うと、”平均します”ということ。

  例えば、

  〇月〇日 A銘柄 10000株 買い 株価12円 手数料 210円

  の時点での”取得単価”は、上の例と同じで、正確には(10000株×12円+210円)/10000株=12.021円
  だけど、切り上げ処理が認められているので、13円。

  
  その後さらに、1000株を13円で追加購入し、
  〇月△日 A銘柄  1000株 買い 株価13円 手数料 210円

  という場合には、

  ”取得単価”は、  
  正確には、((10000×12+210)+(1000×13+210))/(10000+1000)=12.129円
だけど、切り上げ処理が認められているので、13円。

  えっ、なにも、面白いことない。


3.売ったり買ったりするとどうなるか

  いや、すいません。
  同一の銘柄を複数回に分けて売ったり買ったりするとどうなるか、というのが本題(ようやくかいっ!)。

  途中で、1回売ると、”取得単価”の計算で、さらなる簡略な計算が認められている。

  要するに、1回売った時点で、それ以前の詳細な取得費用の計算過程がリセットされて、
  その後の計算では、その時点の”取得単価”のみが使われる。


  なので、例えば、

  〇月〇日 A銘柄 10000株 買い 株価12円 手数料 210円
  の時点の取得単価は12.021円を切り上げた13円。

  その後、
  〇月□日 A銘柄 1000株 売り と1000株だけ様子見で売却した後で、

  さらに、1000株を13円で追加購入、
  〇月△日 A銘柄  1000株 買い 株価13円 手数料 210円 

  という場合には、

  ”取得単価”は、  
  正確には、((9000×13)+(1000×13+210))/(9000+1000)=13.021円
だけど、切り上げ処理が認められているので、14円!!

  ほほー、実態的には、約12.14円の”取得単価”が、簡略計算により14円。


  少し、面白かったでしょう?

  なお、同一日に売ってから買っても、計算では買ってから売ったという手順になるようなので、こちらも、豆知識として。
  









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Last updated  Jun 20, 2014 07:47:09 AM
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