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偏屈たぬきのへそまがり投資日記

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Jul 16, 2018
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カテゴリ:指数あれこれ
​​​​ㅤ先週の金曜日(7月13日)は、野暮用で休暇を取って手すきの時間に株価を眺めてました。

 眺めていると買いたくなる銘柄が色々と出てきて、例えば、今一歩の決算と水害で大きく下げた東武住販や、鶏卵相場が回復基調なのを手掛かりにホクリヨウなど買い進めて見ました。

 でも、13日は株式相場が大きく上昇していて、そういう日に買ってばかりなのはダメだろう、何か売って帳尻を合わせなきゃと、急騰銘柄など少しずつ売ってはみたのですが、なかなか買いの量に追いつかない。
 で、ふと今日は日経平均が特に急騰しているな、そういえば期先の日経225mini先物を何枚か持っていたな、少し手仕舞ってみようか、と思い立ちました。

 ということで、3年半前(2015年1月)に建てた”日経225mini先物2019年12月限”を手仕舞いました。

 で、改めて、日経225mini先物は中長期投資にうってつけだな、と思ったので、今回はそのあたりのことを。

(関連の日記)
○日経先物で中長期投資(その4)(暫定版)
○日経先物で中長期投資(その3)
○日経先物で中長期投資(その2)
○日経先物で中長期投資(その1)



1.日経225mini先物で中長期投資

 一般的に、先物取引は直近の限月のものをリスクヘッジまたは投機的に売買するイメージが強いですが、
 何年も先の限月のものを少しだけ持って中長期投資の手段とすることもできると、私は思っています。

 特に、日経225mini先物は、先々の限月も取引が成立しやすいことや、日経225自体が魅力的な指数であることから、狙い目かなと思います。

 中長期投資として先物を活用する際に特に注意が必要なのは、先物取引の元手を証拠金の額(日経225mini先物であれば1枚当たり66,000円)として捉えるのではなく、想定元本(日経225mini先物であれば日経平均の100倍、日経平均が23,000円なら1枚当たり230万円)を投資していると捉えておくこと。



2.先物の理論価格

 先物の理論価格 = 現物価格 - 先物決済日までの配当 + 先物決済日までの金利

 先物は、将来予想される配当の分だけ現物よりディスカウントされてます。

 日経平均の配当はここのところ年々拡大していて、年間の配当を累積していく”日経平均配当指数”の推移は以下のとおりです。




 増配をする企業が多いため、日経平均の直近の予想配当は年間400円を超えてきていて、
 
 今だと、日経225mini先物の価格は限月が1年先になるごとに400円以上ディスカウントされていき、最も先の限月の2023年6月限のものだと日経平均から2,100円以上ディスカウントされています。

 これは例えば、2023年6月限のものを決済日まで持っていると、仮に日経平均が横ばいなら2,100円分儲かるということを意味します。株価横ばいなら大勝利なんです。

 

3.実際にやってみた

 こんな感じになりました。

 取引銘柄:日経225mini2019年12月限 1枚
 買建て日:2015年1月7日
 売返済日:2018年7月13日





 実際に取引してみて実感したことがいくつか。

・日経225mini1枚の想定元本が200万円程度なのに対し、取引手数料は数十円だし、証拠金も6~7万円と保有コストが激安。しかも私の利用したカブドットコム証券だと証拠金を有価証券で代用することが出来るので現金をあてておく必要が無い(ただし、含み損が有ればその分の現金が必要)。

・mini1枚の取引だけど、想定元本が約200万円あるので相場の上昇の恩恵で約60万円の利益が出た。逆に言えば、相場が下がれば同様に損失が出る可能性も。なので、先物を中長期投資として使うのであれば想定元本を投資しているとしっかり理解して無理のない枚数に抑えておくことが必須。

・2015年1月に買い建てた時には、決済日2019年12月まで約5年の残期間に対して、現物から約800円(残1年につき約160円)ディスカウントされていた。今回の売り返済時には、約1年半の残期間に対して、現物から約600円(残1年につき約400円)ディスカウントされた状況。

 先物の理論価格 = 現物価格 - 先物決済日までの配当 + 先物決済日までの金利

 の中で、この3年半の間に配当が増え、金利が低下した影響のようだ。

 配当の上昇局面(好景気時)では先物の現物からのディスカウント幅が拡大(現物価格の上昇より先物価格の上昇が緩やか)、配当の下落局面(不況時)ではディスカウント幅が縮小(現物価格の下落より先物価格の下落が緩やか)する形。先物を持つことで、若干のリスク緩和効果がある模様。



4.感想など

 日経225mini先物は、中長期投資にうってつけと実感。
 こういうのも、先物の本来の使い方だと思う。

 期近物で投機的に大量の取引がなされている一方、何年も先の期先物は取引が閑散なのが今の現状なのだけど、
 中長期投資的に活用する人が増えることで期先物の取引が厚くなればいいな、と願っています。



※投資は、損しても得しても自己責任で!



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Last updated  Jul 16, 2018 10:44:18 PM
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