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テーマ:障害児と生きる日常(4432)
カテゴリ:障害の話
忘れたくても、忘れられないあの日から、二年がたちました。
大阪ドームで大好きなタイガースのオープン戦をみたのを最後に変わってしまったボン。 原因不明の痙攣を起こして、救急車で運ばれたボン。 意識がなくなり、集中治療室に入ったボン。 身体中に機械を繋がれても、反応がなく電子音だけの部屋で長いこと過ごしたボン。 意識が戻ったときは、頭の中を全部忘れるランドに忘れてきたボン。 ヨダレを垂れ流して、時々、奇声を発して跳び跳ねるだけになったボン。 後から分かったのは、ロタウイルスからの急性脳症。 あの日を境に、変わってしまったんですよね。 あんなことが起こっていなければ。 あの日、何が出来たんだろう? 考えても仕方のないことを考えてばかりいたりもしました。 ふたたび楽しく生きていくためのメッセージ ここまでの回復を喜んでいいのか? 喜ぶのが普通なのかもしれませんが。 ここまでの回復を喜びましょう、なんて言われても、喜べるわけもなく。 あんなことがなければ、障害なんてないわけですから。 それでも、二年の月日が周りを大きく成長させているのは確かなことで。 家族も強くなり、ボン自身も成長。 オジョーも生まれて。 お世話係さん就任のボン、責任感いっぱいでたくさんの刺激を受けて。 確かに回復。 でも、回復なんです。 あんなことがなければ、回復なんて言葉じゃないわけで。 でも、オジョーは生まれてないよなぁ。 お母さん、ぼくが生まれてごめんなさい 将来の不安なんて、なくなるわけはないでしょうが。 それでも、生きていてくれる幸せ。 回復に向かうボンの強さ。 いろんなことを感じます。 どこまでいったら、完全復活かわかりませんが。 絶対に完全復活してやるというボン。 完全復活させてやると思う気持ち。 きっと、完全復活すると信じたい気持ち。 「障害児なんだ、うちの子」って言えた、おやじたち まだまだ先は長いかもしれませんが。 ボンの将来のほうが、もっと長いし、もっと大事。 二年たっちゃったけど... 絶対、完全復活させてやる。 ボン、完全復活に向けて、ガンバレのクリックひとつ、お願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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