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今日はもうちょっとしたら京都行き
岡崎公園の都メッセ に行って京料理の展示会でベンキョー ![]() おばあちゃんの電気湯から岡崎は5分 よーいったなぁ 放課後の遊び場でした そーそー1964の東京オリンピックの時 聖火ランナーがはしったのもココ 新洞小学校の生徒は紙と竹で ヒノマルの旗つくってオーエンに行きました 岡崎公園ってゆーてるこのエリアには 京都会館や岡崎グランドがあってひろびろしてる 動物園もあるし京都市美術館 国立近代美術館 図書館 それに平安神宮 ちょっと足延ばしたら南禅寺 なくなってしもたけど京都アリーナ アイススケート場もここに 室内やけど秋から春まで ガッコからもいったし子供だけでも行った 好きなオンナノコなんかいっしょやとワクワクした アリーナのとなりが勧業館 建物が新しくなったときにつけた新名称が 都メッセ ぼくらは勧業館とゆーてました 自分の庭 やった場所 いまは建物あたらしなって前に清水九兵衛さんの 巨大金属彫刻が置いたあるけど もとはレンガつくりの洋館やった ここで行なわれるいろんなイベントに 近所のガキとして出入りして『文化/美術』を吸収したなぁ・・・ 京都の花屋さんのイベントでボンサイや 華道の展示を見てキレーとかヘンテコやなーとか 小学生ながら思もて遊んでました 画材ショーの時なんかイーッパイ試供品を ゲットできるんでホクホクでしたねー ---- この勧業館は『裸体画事件』の起こった場所 =「朝牌事件」げはいじけんの起こった場所です 牌:正字はつくりが女 ------ 歴史的な視点で見ると京都東山の岡崎一帯というのは 遷都で帝が東京にいってしまった京都人の危機感が 作らせた文教エリアなんです。 1200年つづいた都が落ち込んでいくかもしれへん →なんかして起業発信せんことには →市電走らす/平安神宮つくる/得意分野のデザイン美術の 近代化と活性化のために美術館をつくる/生産都市への 転換のために勧業館つくってイベントやる・・・ それが岡崎公園のできた経緯 明治28年にここ京都勧業館で 4回目の内国勧業博覧会がおこなわれた 日清戦争の勝利にうかれた博覧会は空前のにぎわい 京都の伝統工芸 漆器 陶磁器・・・ 1室にまだめずらしかった洋画の展示 京都人が目をむいた!!! 裸体画 「朝牌」!!!(げはい:牌の正字はつくりが女) 黒田清輝の出品したこの絵は私費留学したパリのサロンで絶賛された絵 全裸で鏡の前で朝の身支度に髪をまとめる女性の絵 この時はじめてヌードを見た一般大衆のショックはいまからは想像もつかない 新聞はこぞって風俗びん乱だと非難し 政府や警察は絵の撤廃を勧告 しかし博覧会側は強硬に展示続行・・・「朝牌事件」です 画家と評論家だけに観覧を許可するべき、 絵のわからぬものがこの絵を見てなんと思うだろうか・・・百家争鳴。 華族 黒田子爵の息子 黒田清輝は世間の見当違いの批判に・・・ 「いったい美術と云うものは何のためだ。誰のためだ。 どこの国でも盲者を相手に眼鏡をつくる奴はあるまい。」 ニッポンの近代洋画の黎明期を彩る事件 そんなことがおこったのがここ 勧業館=みやこメッセ です 上野の東京美術学校(現 東京芸大)にこの年 西洋画科新設 黒田清輝は教授に任ぜられ 明るい色調を特徴とする美術会 「白馬会」結成 おりしも文壇ではロマン主義が台頭 新時代の動向にマッチして・・・・ --- 朝牌事件についての記述は劇画 『裸のお百』 一ノ関圭 作・画 小学館 ビッグコミック賞作家作品集2による 一ノ関圭は東京芸大油絵科の学生だった1975に 14回のビッグコミック賞を受賞した女性です。 すんごいなぁ ニッポンの漫画文化は! ------------------ さ 出発しょ 京料理展示大会の様子は明日アップします =========================== すんませんけど今日もまた ↓クリックしてもらえませんやろか お願いします ![]() 1位かな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年12月10日 07時45分38秒
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