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カテゴリ:過去の文 修正再録♪
はい 今日も 三線に関して
ぼくの本皮張りは 国際通りの ちんだみ工芸で ¥38000やった ムカシ 本皮張りの三線は とても高価だった いい三線 はステータスシンボルやったらしー 村長:むらおさ は床の間にそれを飾る 文化 そのものの象徴:シンボルやったらしー 労働する普通の日 日常=ケの日 それにポイントをつける 非日常=ハレの日 冠婚葬祭の日が ハレの日 それを置くことで 日常は再生する そんなときに 村長の所有する三線は 唄者:うたしゃ に貸し出される 唄者はとりわけ 唄の上手い人 ハレの日に響く 三線の音色 唄い 踊り ハレの日の儀式 ハレの日があることで ケの日 労働の日常が 祝福され再生する しかし 日常でも唄は唄われた つまり 娯楽の方が労働よりも 魅力的 歌には 三線がヒツヨー なので 日常は 柿渋を塗って 丈夫にした 紙張り三線:かみばりさんしん を弾いたそー つらい一日の労働が終わるころ 夕方である 三線の音が聞こえてくる 毛:もぅ=草に覆われた小さな丘の方から 遠く近く弱く強く三線の音色 人の笑いさざめく声も・・・ 若者たちは じっとしてられない 娘も青年も さっさと仕事を終えて 毛遊び:もあしびぃ に行きたくってたまらない つまり ムカシの合コンやったんでしょーねー 毛遊び そこで唄い踊り話し 男と女は出逢った ムカシ 音楽も踊りも もっと人の身近にあった 唄う専門家 踊る専門家 はいなかった フツーの人が 時に唄う人になり 祭りの日には踊った 唄い踊ることで 生きることの辛さを しばし忘れ また働いた 唄はまた 労働とともにもあり 労働のつらさを軽減した 田植え唄は 皆の手さばきのリズムを作り 労働の効率を高めた 沖縄に最初に行った 1978年1月1日の夜 泊まった本部;もとぶの民宿 食堂で晩飯食べてたら 奥の部屋から にぎやかな三線と太鼓の音 大工さんや民宿の主人 フツーの人たちが 太鼓を叩き 唄い 三線を奏で・・ 音楽が身近にある・・・うらやましく思った 覗いてたら あなたたちも来なさい となり あなたたちもなにか唄いなさい となり・・・ 大晦日にレコード大賞をとった 石川さゆりの津軽海峡冬景色 を歌った・・・ 次の日 渡久地から 伊江島に渡り 砂糖工場 を見学した 米軍の射爆場 を見たし それへの反軍闘争の話を聞いた 三線演奏サークル 心:くくる 今 ぼくらは音楽を買うしかない CDや配信やらで 受身で買う あるいは リスペクトするアーティストのライブを 買う プロ=唄うことの専門家が居ててその音楽を選び買うだけ 消費する 自分では唄わない 唄うとしてもプロのカタチをなぞる カラオケとかでね 今の大衆音楽はビッグビジネス ポピュラー音楽人気音楽 ビッグビジネスである はい 永良部:エラブのユリ ↓ これは 楽譜です 永良部百合の花 の楽譜 工工四:くくし とゆー三線演奏のための楽譜 さいしょ 面食らいますが なれればダイジョブ ドレミファ音階 での押さえる位置が 漢字で表されてるだけ 一度覚えて 合四合 中上中工合中 上四中工合工 と押さえれば えらぶー百合の花ぁ~ アメリカァにぃ~ と音が出る♪ 沖永良部島 はどこにあるかとゆーと・・・・ 沖縄の北に 与論島 その北に 沖永良部島:おきのえらぶしま その北には 徳之島 その北が 奄美大島 与論からは鹿児島県です この唄は 労働を唄い 資本主義との戦いを唄ってる らしー 歌詞のなかにそれが唄い込まれてるんですねー 永良部百合の花 アメリカに咲かちヤリクヌ~♪ うりが黄金花;くがにばな 島にョー咲かさ~♪ 昭和初期から 沖永良部島の農家は 内地の商社買い付けで テッポウユリの球根を アメリカ向け輸出のために 生産してたんやそーです けども 内地の商社が買い叩く それで 沖永良部の農家が大同団結して 大資本 と戦う ってことがあったらしー ・・・ いかに横浜ぬ 波荒らさぁ アティンヤリクヌー♪ 百合は捨てるなよ 島ぬょー宝ー♪ 横浜に 運びつつあった球根のすべてを すべて 海中投棄して商社の横暴と戦ったことがあった らしー これは その百合の球根への鎮魂の歌詞 とか じつに 苦渋の決断 である じつに ぎりぎりの戦い である 百合球ぬ 美:ちゅらさぁ 心:くくる抱きしみてぃヤリクヌー♪ 永良部 女童:みやらびぬ 身持ちよ美:ちゅらさぁー♪ アングヮヨーサト ナイチャシュンガシュンガー♪ すべての歌詞のあとに このリフレインがつく どーゆーー意味かなぁ? ぼくの想像では・・・ 里:サトゥ は想う人 のこと 男は 里 と呼び 女は 無蔵;むぞ と呼ぶ・・・ どーしたんやー お前? 泣いてても しょーがないでー ってことなんかもしれんなぁ・・・ 元気出していこー ってことかなぁ・・・・ 唄はこのあとも 沖永良部島の美しさ 故郷を思う気持ち が さまざまに歌われるんやけど ぼくはいっつも 最後をしめくくる この歌詞に グッとくる・・・ 百合作て遊:あしばー 砂糖:さた作て暮らさヤリクヌー♪ 互:たげに働らちゅーて 浮世:うちゆぅ渡らぁー♪ アングヮヨーサト ナイチャシュンガシュンガー♪ 百合を作って遊び 砂糖を作って暮らし 互いに働いて 浮世=人生を渡る どーしたんやー お前? 泣いてても しょーがないでー・・・ 互げに 働らちょーて 浮世 渡ら・・・ ええなぁ・・・ =========================== なにがしか みなさんのお心に とどきましたでしょーか? もしそー思もてくれはったら クリックたのんますー♪ ↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年06月25日 10時04分02秒
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