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心の泉~幸福への河

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等々力たくみ

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2005.11.28
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今日わたしのタクシー乗ったお客様の中に、函館出身のおばさんがいた。
函館は雪がなく、ロードヒーティングも必要なければ、道路に滑り止め用の砂を撒く必要もないのだ。
しかしここ小樽は、滑り止め用の砂が無いと冬は危なくてしょうがない。
そのため、砂箱がいたるところにおいてあるのだが、市の深刻な財政難と市民のマナー違反(公共の砂を私物化)により砂箱に補給される砂も減ってきているようだ。
だからホームセンターには、砂が山積みされて売られているのだ。

そこでトドロキは考えた。
「一度撒かれた砂を集めて、再利用することはできないか?」
その話をお客様のおばさんにしたら、街もきれいになるし、それを袋につめなおして売れば商売になるんじゃないとのたまった。
砂だって、無尽蔵じゃないのだ。

話はそこから、リサイクルショップの話に飛んだ。
昔はどこかでモノがいらなくなったら、近所同士で融通しあったり、粗大ごみが出ると待っていたかのように他の人が群がってまだ使えるものを持ち帰ったそうだ。
わたしの父も、そうしてストーブをもって帰ってきた一人であった。
わたしの母も、フリマを自宅でよく開き、そこから必要な日用品を調達していたものだ。
そして私自身。ベビー用品の多くは、母のフリマやリサイクルショップで調達している。
新婚生活の家具の一部も、再利用品だ。
独身時代から使っていた洗濯機、電話台。妻の実家で使っていたテレビとラジカセ。これらを眺めていると、自分史の一部が見えてきそうな気さえする。

今、小樽はリサイクルショップが花盛り。
大きな店から小さな店まで次々開業し、
モノをきれいに磨いてきれいに並べているお店もある。
わたしの家にも、そこで買ったおもちゃや食器、家具がある。
フリマ、ガレージセールも盛ん。
時々チラシが入ってくるし、タクシーで走っているとガレージセールの開催にもよく出くわす。

さらに道を走っていると、古い車が走っているのもよく目にする。
新聞折込伝言板にも、「○○ゆずります」の欄はいつもいっぱい。
「××ありませんか」の欄にもリクエストがいっぱい。
しかも自分の電話番号も堂々と公開。
「何と無防備な」という人もいようが、それだけ相手を信用しているのはいいことだと思った。
むしろ、モノの融通を通して新たなご縁が生まれそうな予感さえする。

今は「もったいない」を世界共通語にしようという動きがあるが、
小樽市民の誇るべき心意気を表す言葉でもあるように思う私トドロキであった。





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Last updated  2005.12.03 22:27:08
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