テーマ:短歌(1696)
カテゴリ:短歌
♪マリファナの如何にあるらん害毒の知らざるままに蔓延ってゆき ┼ ┼ ┼ ┼ ┼ ┼ ┼ 早稲田の学生が大麻所持で逮捕される報道が連続しています。 軽い気持ちで誘いに乗っているうちに自分で栽培するようになっていくようです。 反社会的なものに興味を持つというのは、若者の通過儀礼のようなところがあって多くの学生の心にはそんなものへの好奇心が潜んでいるものです。 ズボンをずり下げて履くのもそうだし、髪を染めるのもそういう現れでしょうが、皆がやっているからというだけでそれをしているのはただの脳天気。 本来のものは、社会に対して不条理や不満を、理念として抱く事からくる反抗的な気分というものでしょう。 「ファッションは、初めにやるやつは英雄で最後まで従わないやつは豪傑、真ん中にいるやつはみんな馬鹿」と、劇作家の山崎正和氏は書いたとか。 全く、この「真ん中」に漫然と生きてる学生が、大麻栽培などというバカなことをして人生を棒に振るのですね。 ただここで問題なのは、誰もマスコミも大麻の害を報じない事です。 そういう状況の中で「大麻は覚せい剤と違って害が少ない」というような情報が巷に溢れることになる。大きな害があるならキャンペーンでもやるか、学生にチラシを配るとかで周知徹底すればいいのにそれをしない。 多分、害は少ないのだろうと思う。が、タミフルやアルコールやタバコと同じように最悪の場合は、深刻な問題を孕んでいるということでしょう。 常習することでより強い効果を求めるようになり、覚せい剤に移行する恐れがあるというのは、アルコール中毒とはちょっと違うのかも知れません。 これほど飲酒運転事故が多発しているのに取り締まりが手ぬるいことと比べると、大麻に限らず麻薬というものの蔓延が社会に与えるダメージが、如何に大きいかということなのでしょう。 参考まで覚せい剤情報サイトがありますので、ご覧になって皆さんでこの問題を考えてみましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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