♪ 脳内にハッピーがいてひょっこりと顔を出してる絵を描いている
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NHKは相も変わらずステレオタイプの報道をしている。何を思って盆・暮や大型連休時の旅行する家族のインタビューなど流し続けているのか。
下の新聞投書にもある様にゴールデンウィークは、日米貿易摩擦の深刻化を打破するためプラザ合意が結ばれて同時に円高不況となった1985年、バブル景気が始まった時期のあだ花だということ。
1985年(昭和60年)は、いじめ問題が深刻化し「いじめ自殺元年」といわれた年であり、ポスト団塊ジュニア誕生の少し後に当たる。意識の下での一億総中流社会真っただ中といえる。
つくば博開催。「おニャン子クラブ」が誕生。電電公社・専売公社が民営化。東京ディズニーランド〜成田国際空港の間直通バスの運行開始。 男女雇用機会均等法が成立。神戸淡路鳴門自動車道の大鳴門橋が開通。初の日本人宇宙飛行士として土井隆雄、内藤千秋(現姓:向井)、毛利衛の3人が決定。桑田真澄・清原和博の「KKコンビ」が活躍。 NTTが携帯電話「ショルダーフォン」を発売。『スーパーマリオブラザーズ』発売。東海道・山陽新幹線の新型車両100系がデビュー。VTR一体型ビデオカメラ「キヤノビジョン8」発売。中核派など過激派と機動隊が大規模衝突を起こす(10.20成田現地闘争)。 過激派による国電同時多発ゲリラ事件。初のスーパー銭湯「万葉ポカポカ温泉」がオープン。
「飛石連休」が1985年(昭和60年)の「国民の祝日に関する法律」によって5月4日が日曜日や振替休日でなくても「国民の休日」になった。2008年(平成20年)に振替休日の規定が変更された。
朝日新聞 は「be between」で、「10連休遠出しますか?」というアンケートの結果が載っていた。
労働者の4割が非正規雇用で、7人に1人が貧困層という今の日本で、10連休が取れるのは全体の3割しかいない。学生と公務員、企業人では半分程度しか享受できていない。
サービス業は却って激務になるし、非正規雇用で収入減に直結する人がどれだけいるか。請負業の会社などは取引先が10連休を取ると月収が3分の1に激減するという。
何が働き方改革だと怒っている人も多い。休みを増やせば消費が増える=経済効果という古い思考を捨てられない、食うに困らない政治家と役人が自分たちのために作ったシステムじゃないかと訝る。公務員にも例外はあって、平成最後&令和初日を記念して大量に出るであろう婚姻届・出生届の受付をさばくために出勤する人もいるにはいるが。
5月は連休明け頃から理由不明確な体や心の不調に陥る「五月病」の症状が見受けられる場合があり、それを助長する事にもなりかねない。
医療機関は、4月30日と5月2日を開院として、例年の連休より1日多く休みとするような対応が多いとか。外来診療は10日間休診するところもある。手術も連休の間はほとんど行われない可能性があるというから、病気やケガをするわけにもいかない。
銀行・郵便局は一般企業や公務員と同じで10連休。郵便局は保管・管理に問題があるため2日は配達するらしい。ゆうパックなどの受け付けは午前中だけ休日用の窓口で行う。
拡大します。
50キロ100キロの渋滞(今年は期間が長い分、分散されるので多少はましらしい)で車の中で過ごす時間の方が長いんじゃないかと思うようなのを旅行と言えるか?
「皆が行くから、自分達も行かなければ」と短絡的に思う人がいかに多いか。思考を停止したネズミの集団のように、「人が人を呼ぶ」群集心理のドツボに嵌まって、つくづくお人よしだなあと思う。
そんなのをわざわざNHKがニュース番組で流す必要があるか? 旅行に行けない人の代わりに一見楽しそうな家族を映して、一緒にその気分を味わいましょうってか? その視点と価値観は、あの金正恩様と変わらんじゃないの? 上から目線で・・
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