♪ お花見を口実にして春宴の酒とだんごの日本列島
図らずも7家族が集うことになった昨日のお花見。薄日の射す絶好のお花見日よりとなった。晴れ男を自認する私としては大満足。
期待していた桜は1本だけがチラホラで、他はまったくその気配さえなかった。でも、お花見を口実にして仲間が集まり、交流して親睦を深めるというこの日本の習慣は素晴らしいと思う。
今回は4家族が子ども連れ。6人の子どもが動き回るので、親たちはゆっくり食べたりおしゃべりができない。あっちの方へ、勝手に歩いてしまう子がいたりもするので目が離せない。
車はめったに通らないので危険な場所でもないが、親たちはずいぶん几帳面に「そっちはダメ。」「そこはあぶない。」と声をかけていた。
1本だけ咲いている桜の下に陣取って・・。
場所が「ちびっこ広場」というだけあって、ベンチがあったり滑り台があったりする。隣の家同士でサッカーのまねごとをしたり、親子が動き回って忙しく、親睦するにはもってこいだ。
他には誰もおらず、貸し切りの独り占め状態。場所取りも必要ないし、家の目の前なので何かと都合がいい。
花より団子の親睦会。呑み助の私は「花よりお酒」といきたいところだが、酒が飲める人が少なく皆さんとても静か。また、子どもが居るとどうしても子供中心になってしまう。
“子どもがいない人にとって、少しばかり疎外感が” と思うのは、盃をやり取りする相手がいない私の思い過ごしか。
言い出しっぺの私がではあるが、出しゃばったり指図や口出しはしない。しかし、みんなからの提案や希望などがないのはちょっと・・。若い人ばかりので、我が夫婦は “若い芽の芝生に生えた雑草” みたいな存在か。
でも皆さん、喜んで参加してくれて文句も言わず、仲良く歓談して楽しそうだった。子どもたちも歳が近いこともあって楽しい一日だったようだ。人数が増えると気持ちが分散して、まとまりに欠けるきらいがある。大人11人、子ども6人の計17人。これくらいが限度だろう。
最期は心なしか花の数が増えていたような気がする。満開まではまだ間がありそうだ。気の合いそうなご主人に「我が家で飲み直し、ゆっくり話をしませんか」とさそったところ、快く応じてくれた。
ちょっと特殊な職業の彼は、聞く耳を持った大らか人物。話が弾んで、気づけば夜も10時を過ぎていた。奥さんから電話もあって、お花見二次会のお開きとなった。
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最終更新日
2024.04.02 06:47:16
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プロフィール
sunkyu
日本の四季と日本語の美しさ、面白さ、不可思議さ、多様性はとても奥が深い。日々感じたことを「風におよぎ 水にあそぶ」の心持ちで短歌と共に綴っています。 本業は染色作家
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