薬とは何か?
病気になったら薬を飲むってのは当たり前な感じですよね?薬の飲みすぎは良くないっていう風潮が出たこともありましたけど、だいたい薬って何かってことを分かってる人ってどれくらいいるんでしょうか?これも僕が専攻したことではありませんが、どんなものかってことは少し知ってます。っていう内容。病原菌を倒す薬、内臓を活性化させる薬、血の流れを良くする薬、血の流れを遅くする薬、精神を落ち着かせる薬、精神を活性化させる薬などなどたくさんの薬があります。「病院とカウンセリングの違い」でも少し触れていますが、基本的に薬ってのは「対処療法」が基本じゃないかって考えてます。「過度に働いている免疫によって起こっている症状を緩和することにより、自己治癒能力の喚起」軽い病理だとこんな感じでしょうか。「薬って病気を治すためのものでしょ?」なんていうふうに考えてる人もまだまだいますね。薬が病気を治すってんじゃないんですよね。結局、人が自分で持っている力で病気を治して健康になるんですね。人の身体ってのはよくできているもので、きちんと健康を保つための仕組みができているんです。でも、当たり前に付いている機能は往々にして認識できないものですね。ちょっとカゼを引こうものなら「病院行かなきゃ」となるわけですね。ひどいと「薬飲まなきゃ治らない」ってことになりますね。確かに抗生物質を摂れば回復は早いですね。体内のウィルスをやっつけてくれますから。でも気をつけてくださいね。もともとウィルスを倒す働きが人の身体にはあるってこと。人の身体ってのはよくできていて、必要なものはどんどん強化するのに対して必要の無いものはどんどん捨てていくんです。運動選手は毎日運動しますね。だから筋肉や神経が活性化されている状態を保てるし、より増強できるんです。運動をしなくなると急激に筋肉は落ちていきます。これは身体が「必要ないもの」と認識した結果なわけです。動物の第一優先事項は「生命維持」です。これに必要のないものは言わば「邪魔なもの」なわけですね。ということは「自前でどうしても用意しなくてはならないものだけ作る」ということが言えますね。では薬の話しに戻すとどうでしょう?もともと自前で用意しなければいけなかった病気に対するシステムを体外から供給されるようになったら。病気になったらすぐ抗生物質を摂るようになったら。身体は「自前で用意する必要なし」と判断するわけですね。もちろん一回や二回くらいではこの変化は起こりませんが、意識として「病気したらすぐ薬を摂らなきゃ」という考えが優先されるようになってくると、自然に免疫は弱まってくるものです。心と身体がつながっているというのはこういうところからもわかりますね。人の意識というのは脳の一番表面の薄っぺらい「大脳新皮質」というところで形成されています。その中は「旧皮質」更に奥に「古皮質」と呼ばれる区画に別れています。いわゆる「無意識」や「免疫」「自律神経」というのはこの「旧皮質」と「古皮質」がコントロールしています。意識せずにカゼが治ったり、健康を維持できたりするのもこの層の働きです。ただし、新皮質系つまり意識で薬に頼るような傾向がクセになってくると、自然と身体は自身で治癒しようとするモチベーションを失っていきます。つまり薬が投与されるのを待つシステムが出来上がるわけですね。逆にウィルスの方は強くなっちゃいます。最近「抗生物質に対して耐性を持ったウィルス」なんてのがニュースでよく報じられましたよね。ウィルスも基本的に人と同じ生物です。自分が生き伸びられる方法を模索し続けています。抗生物質に耐性を持ったウィルスってのも出てくるのは当然なんですね。だって「抗生物質に耐えられなければ生きられない」わけですから。生物の進化ってのも見てみると同じことで、厳しい環境に耐えられる一部の変わり者(突然変異)ってのがいるから種として生きながらえているわけですね。ちなみに、これを作るために生物が行っているのが「多様性の確保」ってやつです。人には更に血が濃くなるのを防ぐシステムさえ盛り込まれているんです。なぜなら近い親等でつくられた子供には欠陥が生じやすいからなんですね。これにより、人の間で「危険なもの」として禁じられるわけです。結果的に「多様性」が確保されます。薬って何かってことを考える上で、身体がどんなものかってことと、更に生物はってことまで話しがいっちゃいましたが、一つのことを理解するためにはその対極にあるものの理解が必要ってことですね。つまり薬ってのは何かっていうと、「効果的に使うべきもの」ってことですね。使いすぎも良くないですし、使わなさ過ぎってのも日常生活に支障をきたしますしね。薬ってのが身体にどういう影響をもたらすのかをしっかり把握して、自分の身体を全体的に考えられるとより効果的だと僕は考えます。自分の身体、健康は自分で作るもの。身体のことを知れば知るだけそう思えるでしょう。「専門家に頼るのはその専門領域のみ。自分のことを一番知っていなければならないのは自分」といったところでしょうかね。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・実際にカウンセリングを受けたい方はこちらへどうぞhashimoto.biz@jcom.home.ne.jp場所は東京都板橋区周辺です。初回は20分の無料カウンセリングをやってます。その後、継続していく場合\8,000(45分)でやってます。簡易マッサージを含めたカウンセリングは\12,000整体を含めたトータルケアは\20,000でやってます。