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富士は日本一過酷の山
最終話である。 8合目から、本八合目まではすごい長い距離である。8合目には高山病にかかった人が大勢おり、臨時救護所には大勢の人が鋭気を失っていた。臨時救護所を通りすぎた頃、10歳位の坊やと30代前半の奥さん、60代後半のおじいちゃんと出会った。坊やは柏レイソルのレプユニTシャツを着ており、おいらは、昨年浦和レッズ戦でもらったキャップをかぶっていた。何故かお互い抜きつ、抜かれながら励ましあっていた。途中休憩した時、あの柏×甲府の入れ替え戦の話になり、僕もその家族も行ったそうだ。なんと奇遇であっただろうか! しかし、今は富士山の頂上を目指す。お互いに協力し合った! サポには、敵味方はない。へたばるおじいさんを励まし、泣きべそをかく坊やを一緒に引っ張っていって、9合目の鳥居をくぐった。さあゴールは目の前だ!しかし、そこには富士山銀座と言われるくらい最後の難関、岩場があった。9合目から、足を1歩進むのに1分・・・また、1分合計2時間はかかったと思う!従兄弟は一足先に30分に鳥居をくぐったとメールがあった。 僕ら4人は必死に励まし、励まされゴールを目指した。3日6時55分仲間になった4人は10合目の鳥居をくぐった…感動した時間だった。おじいさんの顔は涙…坊やも一生の記念になるだろう。 僕は、坊やを抱きかかえ「よくがんばったね!ともらい泣きをしてしまった。」感動の一瞬であった。 夢は叶うもの!また、目標は立てれば実行できる と自分自身を磨けた一瞬でもあった。来年また出来ればと思う。「夢と実行」を大切に! PCが不完全の為画像は後でね! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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