イーグルスは3年連続チーム防御率12球団ワーストですが、特徴としてボロボロに打たれる割には登板機会がある投手がいるものです。一昨年までだと谷中ということになっていたのですが、昨年は戸部で決まりでしょうね。
戸部の過去の成績を見てみると、一番登板機会があったのは2003年で後は多くても十数試合程度。ロッテが優勝争いに絡んだ2005・6年は出場機会がないのでチーム内では浮いていた存在ではなかったかと。川岸などのように戦力外を受けていたわけではなく普通の金銭トレードなのですが、体よくロッテから出されてしまった印象も否めません。
昨年は出れば打たれるというイメージが強かった。6月16日の横浜戦で打たれてしまって以来そんなイメージがこびりついてしまいました。四球が多く被弾もつくとなればそうなってしまうのでしょうが。結局最終登板となった8月26日のオリックス戦でも有銘の悪い流れを止められず4失点で撃沈でしたから。下手したら去年限りになってしまうのではという心配もあったのですが今年も契約となりました。
去年なぜあれだけ登板機会があったかといえば2軍の成績が良かったからです。22試合登板で4勝1敗1S防御率1.56ですから。この投手のように2軍ではよいのに1軍では・・・という選手が多かったのも昨年の特徴でしょうか。年齢的にも今年結果が出ないと厳しいでしょう。
【特典付先行予約】2008イヤーモデルユニフォーム&2008イヤーモデルキャップ