Ｂ級映画ジャケット美術館

​​​​​2336　映画 お化け屋敷列伝／戦慄迷宮ＭＡＸ

※ジャケット（オモテ面）​

​【　スタッフ　】
​監督・脚本　若林雄介
原　　案　　富士急ハイランド「戦慄迷宮」
​【　挑 戦 者　】
​杉本ゆき（LinQ）
伊藤麻希（LinQ）
福山果奈（LinQ）
KIKKUN-MK-Ⅱ（M.S.S Project）
マーティン・ブラント
ディアナ・ガルザ
篠田　諒
大島美伊


​※ジャケット（ウラ面）

​​【　仕　　様　】
​型　　番　　DABR-4862
製作年度　　2015年度
製 作 国　　日本
原　　題　　----
発　　売　　株式会社ＫＡＤＯＫＡＷＡ
販 売 元　　株式会社ＫＡＤＯＫＡＷＡ
提　　供　　----
価　　格　　----
字幕翻訳　　----
吹替翻訳　　----
吹替演出　　----
制作協力　　----
日本公開　　2015年 5月23日
リリース　　2015.08.21
収　　録　　本編 71分
サ イ ズ　　16: 9 LB ビスタサイズ
音　　声　　１．日本語 オリジナル 5.1chサラウンド
　　　　　　　　ドルビーデジタル
　　　　　　２．日本語 オリジナル 2.0chステレオ
　　　　　　　　ドルビーデジタル
字　　幕　　----
そ の 他　　片面１層、MPEG-2、COLOR、複製不能、
　　　　　　DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本市場向、
　　　　　　DVD、レンタル専用
映像特典　　----


​※ディスク

​​【　ジャケット　】
​オモテ面：あなたは　この恐怖を　クリアできるか!?
　　　　　　　史上初、お化け屋敷体感型ムービー！
ウラ面　：日本が誇る最恐のお化け屋敷「戦慄迷宮」が
　　　　　恐怖度ＭＡＸ版になって映画化！
　　　　　　　極限の恐怖を味わえ！
オモテ面は、お化け屋敷「戦慄迷宮」の外観、その下にはタイトル、その下には主要な「挑戦者」の顔写真が並んでいる。本編画像かも知れない。おさまりの良いデザインだ。
ウラ面は、建物の内の通路を中心にレイアウトしている。やはり、主要な「挑戦者」の顔写真が並んでいるが、こちらはブロマイド風。うん、カワイイ女の子は笑顔じゃないとね。(笑)

【　感　　想　】
「なんか騙された気分」

「果汁100％」に騙されて買ったら「濃縮還元」だったとか。わかりにくいか。(汗)

アンガス牛が実はアメリカン・ビーフだと知った時の失望感。ちょっと違うか。(苦笑)

沖縄の観光施設で《ダイヤモンドすくい》をやって、キラキラ光る石をすくいとって喜ぶ女の子に「工業用ダイヤだから価値はないよ」と言ったら二日間口をきいて貰えなかった時の「しまった」感。これはだいぶ違うな。(笑)

指名した女の子が紹介写真とは似ても似つかない顔立ちだったけど、受付の強面のオニーチャンが恐くてクレームをつけられなかった時の無力感。さらに離れてしまったな。(爆)

胡散臭い画廊で「未鑑定ですが間違いなく○○○○の真作。買っておいて損はないですよ。私なら即買ですね」という言葉に踊らされて買った作品が単なる模写だと気づいた時の憤り。これは、だいぶ近いな。

暑い沖縄を期待していたのに、異常気象でコートが必要なくらい寒かった時のザンネン感。うん、近いな。

清水崇監督の『戦慄迷宮(09)』に強い不満を抱いた富士急ハイランドが、満を持してリリースした渾身のシリーズ第２弾かと思っていたら、全く関係のない意図不明のタレ流し映像だと気づいた時の落胆。おお、これはドンピシャの表現じゃん！（←当たり前だ！）

本作品は、富士急ハイランドのお化け屋敷《戦慄迷宮》の体験ビデオ。通常営業時よりも怖い仕掛けを施しているのでタイトルに『ＭＡＸ』と付いている。でも、どこら辺がそうなのか説明してくれない不親切な構成。然も、何組かのグループが、その仕掛けを体験する様子をダラダラと映すだけなので、退屈この上ない。安普請のホラー映画の常で、売れないアイドル・グループが加わって宣伝にひと役買っている。彼女たちのファンなら、この作品を観るかも知れない。（さして多くないファンの更に一握りだから、宣伝効果は薄いと思う）
ただ、その３人組のアイドル・グループの一人が、妙に面白かった。他の二人が恐る恐る部屋に入って行くと、後ろで音をたててドアを閉めてみせる。驚いた二人が振り向くと「ドアを閉めただけ」と見事なＫＹぶり。また、一人が恐くて動けなくなると、「私、こんなトコでじっとしている方がイヤ！」と口を尖らせる。いいなぁ、この子。「ワタシを見て」オーラが出まくりで、おとなしそうに見えて実はワガママというキャラは、個人的には好みだ。（←Ｍ男だもんな、オマエ）

つまらない作品だったが、彼女だけはオススメ！（他の人たちは無視して彼女だけ追いかければ良かったのに）

【　清水崇監督作品　】
​『2209　呪怨［ビデオオリジナル版］』
​『2210　呪怨２［ビデオオリジナル版］』
​『2211　呪怨 劇場版［デラックス版］』
​『2212　呪怨２ 劇場版［デラックス版］』​
​​『2213　呪怨／白い老女』​
​​『2214　呪怨／黒い老女』​
​​『2215　呪怨／終わりの始まり』​
​『2216　呪怨／ザ・ファイナル』​
​​『2217　THE JUON ―呪怨― ディレクターズ・カット』​
​『2218　呪怨／パンデミック －爆発感染－　ディレクターズカット・エディション』
​『2219　呪怨／ザ・グラッジ３』​
​​『1365　バイオハザード／ヴェンデッタ　［ブルーレイ＋ＤＶＤ］』
​『2334　輪廻』
​『2335　戦慄迷宮』

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