B級映画ジャケット美術館
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helen5015
『B級映画ジャケット美術館』へようこそ。“ポンコツ映画でもジャケットは1流”という作品を紹介して行きたいと思っています。
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2378 恐怖新聞 ※ジャケット(オモテ面) 【 スタッフ 】 製 作 山田浩貴 原 作 つのだじろう「恐怖新聞」 プロデューサー 木下陽介 原 和政 川上泰弘 共同プロデューサー 岩下英雅 脚 本 湯原弘康 大森研一 撮影監督 新妻弘昭 撮 影 細井 亮 照 明 佐藤 圭 効 果 丹 愛 美 術 渡辺誉慶 音 楽 荒川 仁 監 督 大森研一 主 題 歌 矢住夏菜「ANGEL」(ムーヴリノイエ) 制作・配給 パラレル 製 作 ミュージアムピクチャーズ 【 キャスト 】 真司郎(AAA(トリプル・エー)) 近野成美 相馬圭祐 杉浦亜衣 那須野恵 私市夢太 宮川一朗太 ※ジャケット(ウラ面) 【 仕 様 】 型 番 DMSM-9087 製作年度 2011年 製 作 国 日本 原 題 ---- 発 売 元 ミュージアムピクチャーズ 販 売 元 GPミュージアムソフト 提 供 ---- 価 格 ---- 字幕翻訳 ---- 吹替翻訳 ---- 吹替演出 ---- 制作協力 ---- 日本公開 全国劇場公開作品 リリース --- ジヤケットデザイン 太田雅之(SONIC ARTS) ビデオグラム版スーパーバイザー 青鹿敏明 鈴木祐介 鈴木雄太 収 録 本編 71分+特典 9分 サ イ ズ 16: 9 LB 本編:ビスタサイズ 特典のみ 4: 3スタンダード 音 声 ステレオ 字 幕 ---- そ の 他 片面1層、MPEG-2、COLOR、複製不能、 DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本国内向、 DVD、レンタル専用 映像特典 メイキング ※ディスク 【 ジャケット 】 オモテ面:真夜中に届く新聞 それは恐怖の日々の 始まり ウラ面 :40年に渡り人々を恐怖のどん底に陥れ てきた、つのだじろう原作による伝説の ホラーコミック、衝撃の映画化! 一回の購読料は一年分の寿命! 不吉な未来から逃れるには読む しかない・・・。 何故かジャケットは、グリーンに染まっている。理由は不明。デザインをされた太田雅之さんに意図を訊いてみたい。正直、絵ヅラが汚い。これでは誰も「観たい!」って思わないんじゃないか? [クレジット]の並び順もヘンだし、いいジャケットじゃないなぁ。(溜息) 【 感 想 】 「私の寿命はあと何年?」 子供の頃、つのだじろう氏の漫画『恐怖新聞』と『うしろの百太郎』が好きだった。単行本を何冊か持っていたが、確か全巻揃えられなかったと記憶している。(苦笑) 昔、週刊『少年チャンピオン』は『ドカベン』や『ガキデカ』や『ブラック・ジャック』などが連載されていたけど、私たちの世代には4番手くらいの人気だった。『少年サンデー』、『少年マガジン』、『少年ジャンプ』の次なのでブービー賞かな。ブービーメーカーは、いつも『少年キング』だった。(『ワイルド7』とか人気あったけどね) そんなワケで、昔懐かしい漫画を映像化作品である。Jホラーが華々しくシリーズ化を打ち出した第1彈の『予言(04)』もベースは『恐怖新聞』だったが、漫画の面白さを欠いていてガッカリした。(映画としては、よく出来ていた) そういう意味では、本作品は比較的、原作の要素を残していて好ましかった。ただ、演出と編集が凡庸で、クライマックスに向けて収斂して行かなかったのは、残念。(溜息) ――大学の《怪奇現象同好会》に所属する鬼形ケイは、毎晩、午前2時に届けられる《恐怖新聞》に悩まされていた。叔父の鬼形レイに話しを聞いてはいたが、まさか自分のところに配達されるとは、夢にも思っていなかった。 何とか、この呪いから逃れたいと思っていたが、或る日の第1面を飾っていたのは、同好会の仲間の雨宮しずくが「メリーさん人形の呪いに殺される」というものだった。ケイは、しずくを助けるべく、同好会の仲間やバイト先の喫茶店のマスターの協力を得て、呪いを解く手段を模索し始める。 ……というお話し。 《恐怖新聞》を配達される主人公が味わう寿命が削られる恐怖と、新聞が伝える事件の怖さ、この2つを短い時間内で整理して描くことは難しい。思うに、本題材は、映画よりもTVシリーズの方が適しているような気がする。1話完結にして、さまざまな怪奇現象の解決をして行く。第1シーズンで恐怖新聞の購読を止める方法を見つけるけど、第2シーズンで「実は購読契約は解約できていなかった」ことが解り、第3シーズンでは諦めて恐怖新聞と協力して大きな事件を解決。第4シーズンでは、いよいよ鬼形の寿命がなくなって仲間が奔走するが最終話で死亡する。けれど、第5シーズンで鬼形は黄泉の国から戻るが、そこには隠された霊界の陰謀があった……。こんな風に展開させれば、何シーズンも行けるんじゃないか?(ほとんど『スーパーナチュラル』だな) 本作品は、単品としては収録時間が短いので、2本立てだったか、レイトショーの公開だったのではなかろうか。(レイトショーが向いているような気がする。午前2時に観客に新聞が配られるアトラクション付きがいいなぁ) ところで、昔から気になっていることがある。恐怖新聞には、他にどんな記事が載っているのだろう? 訃報欄は絶対にあるな。(笑) 三面は、やっぱり芸能ネタだろう。人気歌手のアルバムが強力な守護霊のおかげで「オリコン1位を獲得」とか、グラビアアイドルの○○には疫病神が憑いているので「フーゾクに身を堕とすでしょう」なんて記事が想像できる。地方版は心霊スポットの情報や講読者から人生相談で構成。「男性の霊につきまとわれて困ってます。どうしたらいいでしょう」なんてね。経済面には、三途の川の渡し賃が高騰したとか、御霊前の相場が下がっているとか……。政治については、「外国人幽霊の移民が増えている」なんて問題にデカデカと紙面を割いて解説するんじゃないか? 日本古来の除霊で成仏できない悪霊が後を絶たないので「日本の幽霊を保護するために不法移民の霊を強制退去させる法案が可決する」なんて、どう? 或いは、行き場のなくなった座敷わらしを預かる保育園が足りず、待機児童に関する問題が社説に取り上げられる。TV欄は、心霊映像が見られる番組をリスト化。スポーツ欄は、やっぱり「悪霊 vs.霊媒師」の闘いだろうなぁ。たまにアマチュアが悪霊を祓うと大きく扱われたり、なったばかりの新人の悪霊が、ベテラン霊媒師を返り討ちにして大金星をあげる。待てよ、恐怖新聞のカテゴリーは何だ? 全国紙なのは間違いないが、業界紙かなぁ。駅売りのスポーツ新聞みたいな立ち位置だともっと紙面は猥雑になる。(笑) あられもない格好の女性の幽霊の画像がいっぱい載るな。キャバ嬢の集合写真が使われたお店の広告も必須。フーゾク店の紹介や「ついに脱いだ貞子のヘア写真集!」なんて記事も楽しい。「有名人のいる高級ソー○店はここ! あなたも伽椰子に会える!」という見出しがおどる紙面は刺激的。伽椰子が半裸で手招きしている画像は絶対にカラーだな。そんな内容なら、一週間くらい購読してみたいなぁ。(でも、1週間(7年)分の寿命がないかも知れないな) 主人公の鬼形ケイを演じた男の子は演技と呼べるシロモノではなかったけれど、子供の頃に『恐怖新聞』を読んだことがある方には、オススメ!(笑) 【 中田秀夫監督作品 】 『2140 クロユリ団地』 『2165 クロユリ団地~序章~ 一号棟』 『2166 クロユリ団地~序章~ 二号棟』 『2167 クロユリ団地~序章~ 三号棟』 『1954 MONSTERZ/モンスターズ』 『1981 L change the World』 『1982 World of change the World』 『2150 リング』 『2152 リング2』 『2093 貞子』 『2339 劇場霊』 【 鶴田法男監督作品 】 『2153 リング0/バースデイ』 【 『呪怨』シリーズ 】 『2209 呪怨[ビデオオリジナル版]』 『2210 呪怨2[ビデオオリジナル版]』 『2211 呪怨 劇場版[デラックス版]』 『2212 呪怨2 劇場版[デラックス版]』 『2213 呪怨/白い老女』 『2214 呪怨/黒い老女』 『2215 呪怨/終わりの始まり』 『2216 呪怨/ザ・ファイナル』 『2217 THE JUON ―呪怨― ディレクターズ・カット』 『2218 呪怨/パンデミック -爆発感染- ディレクターズカット・エディション』 『2219 呪怨/ザ・グラッジ3』 【 『着信アリ』シリーズ 】 『2161 着信アリ』 『2162 着信アリ2』 『2163 着信アリ Final』 『2164 ワン・ミス・コール』 【 日本のホラー作品 】 『2093 貞子』 『2107 こっくりさん[劇場版]』 『2118 口裂け女IN L.A.』 『2252 黒看 The Exorcist nurse』 『2268 行方不明』 『2269 弟切草 [特別版]』 『2334 輪廻』 『2335 戦慄迷宮』 『2337 こどもつかい』 『2338 のぞきめ』 『2340 POV/呪われたフィルム』 『2376 コワイ女』 『2377 いま、殺りにゆきます』
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