気持ちのいい快晴の
土曜日オオサカ。
写真は新入りファーアニマルのバンビ。
リスみたいに見えるのは
広角で頭でっかちに写っているから。


東京から来た編集のS君と
カメラマンのKさんと
ライターのNさんのお見舞に。

エレベーターを待っていると
背後から声をかけてきたのが当の本人。
脊椎の重い病気で車椅子を使っていると聞いていたが
杖を使いながらも元気そうに歩いている。
リハビリと称して外でタバコを吸っていたらしい。
なかなかの不良患者。

Nさんは京大出の社会派ジャーナリスト。
自分の病気や治療に関する調べも半端ではない。
さっそく資料の束を持ち出し講義がはじまる。
病院や担当医にとってはかなり難儀な患者に違いない。

病名は脊髄硬膜動静脈瘻。
脊髄の静脈が動脈と直接つながって
静脈が風船状に膨らんで脊髄が腫れるという病気で
何十万人かに一人という珍しい病気らしい。
足の感覚に不調を感じだしてしばらくしたある夜、
トイレに立とうとしたらまったく足が動かず
そのまま救急車で運ばれたそうだ。
一時はかなり危なかったらしいが
2回の手術の後の回復は順調ということで一安心。

20年前、このメンバーが
はじめて一緒になった海外取材。
北京から夜の便でバンコクに合流したNさんは
機内でアルコールをたっぷり補給して
着の身着のままでベッドに直行。
翌日、「なんか熱があるみたいや」と
取材なかばでダウン。

実は2日酔いで寝坊したNさんは
氷点下の北京で着込んでいた
防寒下着を着たままなのも気づかず
慌てて猛暑の街に飛び出した。
おそらくでタイでパッチを着用した
唯一の人物である。

逸話も多く硬派なイメージのNさん。
実は繊細でチャーミングなおぢさんです。



治水翁 大橋房太郎を語る集い info@hiraoka- coffee.com


●去年の今頃





●元気なアートあります






●おしゃれなお花あります。


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