庚申山
庚申山に行ってきました。庚申山は、全国にいくつかありますが、今回行ったのは、栃木県日光市にある庚申山です。年配の方なら足尾銅山の一角と言えばすぐに分かることでしょう。庚申山は、かの南総里見八犬伝で舞台となった場所なんです。皆さんは、南総里見八犬伝なんて知らないでしょうね。昔、NHKの人形劇でやっていたのです。化け猫を退治した話なんですがね。ま、それはともかくその舞台を見てきましたよ。行ったのは月曜日です。いつもの通り朝の3時起きです。国民宿舎かじか荘さんの隣にある無料駐車場に着いたのは6時20分ごろです。支度してすぐに出発です。出発時は、平日なのでぼくだけでした。帰りには一台増えていましたが。こちらは上段にある駐車場。林道は車は通行できません、途中土砂崩れとかあったし。林道を一生懸命歩くこと約1時間20分、すると見えてくるのが、一の鳥居です。こんな登山道を登っていきます。途中、石がゴロゴロした道や沢に橋がとおしてあったりします。どこが鏡なの?夫婦蛙岩。猿田彦神社跡地兼お山めぐり分岐点。すぐに見えてくるのが庚申山荘です。前から来てみたかった庚申山荘。バイオトイレ完備。良く作ってくれました。山荘の中もちょっとだけ覗いてみました。玄関です。リビング、古い建物ですが、中、きれいです。二階が寝所ですね。布団が干してある。庚申山荘、やはり泊ってみたいですね。1泊素泊まりで2080円は安い。食事の提供はなしです。新型コロナで、布団使用がイヤな方はもちろん寝袋持参でね。かじか荘から庚申山荘まで約3時間です。水場もありますが、イヤな方はこれも持参で。さあ、ここからが本番です。岩場・鎖場・階段が待っています。まずは滝がある岩場を目指します。でも、緊張していて写真撮り忘れました。山全体も撮り忘れたし、どこを登るのか分からないようなところです。すみませんが、他の方のブログ等で確かめてみてください。どうもね、ぼくには写真の才能はないみたいです。さて、滝の裏側を通るんですよね。岩場は久しぶりですので、どんな感じか緊張もしますが、楽しみでもあります。そうして上がっていきます。どんどん険しくなっていきます。ここを登って行くのかと思ったら、左手に階段があった。危険な鎖場、階段が続きます。どうこうして稜線に出れば、落ち着いた道で、ほっとします。見えた。山頂です。御覧の通り、展望なし。ここから2~3分のところに展望の利くところがあります。でも、雨のため御覧の通りですわ。皇海山、頭見せてくれえ。だめか。本当は、日光白根山も見えるはずなんだけどなあ。すかいさ~ん。皇海山、うっすらとしか見えませんでした。けっこうきれいに見えるらしいんですが、残念です。庚申山荘から上の岩場とかは、むずかしくはないですが油断すると危険な道です。登っているときは、岩場とか久しぶりだったので結構な岩場だなとか思いましたが、下りではこんなもんかと。別にバカにしているわけではありません。下りの方が危険ですからね。いやいや、慣れこそ危険なのかもしれないですね。雨が本格的に降ってきたのでお山めぐりは止めました。今回コッヘル・バーナー持参でお湯沸かしてのんびりしようと思ったのですが、岩場の途中から本格的な雨となりました。梅雨なので仕方ないですがね。以前登った皇海山を遠くから見たかったのですが、うっすらとおぼれげにしか見えませんでした。これも残念です。やはりゼリー飲料は使いやすいです。今回もゼリー飲料3個使いました。牛乳パンは食べなかったので、帰りの車の中で食べました。ゼリー飲料持って行くのなら、水0.5はいらなかったかもしれません。ゼリー飲料、重いんですわ。5個持ってきたので、水1リットル分に匹敵します。今回2リットル持って行ったのと同じです。そのためか結構疲れましたわ。帰りにかじか荘で入浴してきました。800円です。あと庚申山の登山バッジもありましたよ。温泉は、ちょっとヌメヌメした湯質でした。入浴していたのは、僕の他1名だけでした。かじか荘さんの消毒は徹底しています。常に消毒作業してくれています。なので安心して入浴できます。入って正解、途中具合悪くなることなく帰宅できました。本日の装備ザック コロンビアバークマウンテン30中身 ツエルト・救急キット・ロールペーパー・雨具 バーナー・コッヘル・コップ・ 牛乳パン・コーヒー・非常食・フリーズドライ食1食分 ゼリー飲料5個・水0.5リットル・スポーツドリンク0.5 リットル服装 ミズノドライアクセル・Tシャツ・コロンビア山シャツ・ CWXサポートタイツ コロンビアプラチナパンツ(短パンスタイル)・ソックス スパッツ・グローブ靴 サロモンクエストGTXやはり山っていいですね。おわり。