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テーマ:★ラーメン(14410)
カテゴリ:中華料理
昔と違い、今は季節に関係なくどんな料理も食べられるようになった。素材の関係でカキフライは今も10月から3月までの限定で出すお店が多いが、中にはオールシーズン出しているお店もある。冷麺などは昔は夏季限定メニューだったが、今はどのお店でも年中食べられる。
そんな中、素材に何の問題がないにもかかわらず、頑なに期間限定メニューであり続けているモノがある。 冷やし中華だ。 不思議だと思いませんか? なぜこのメニューだけずっと夏季限定なんでしょうね。単純に冬場に食べる人がいないからかもしれないけど、アイスクリームだって「寒い冬だからこそ食べたい」という人が増えているのだから、今なら案外ウケると思うんだけどなぁ。実際、私は時々食べたくなるんだよね。でも、メニューにないから、そういう時はもりそばか冷麺を食べている。 ちょっと前振りが長くなったが、そんなことを思っていた矢先、こんな張り紙を見つけてしまったのだ。 エエッ、「冷し中華」? 見つけたのは久米川駅南口にある中華料理屋「晩翠」の入り口横。「何かの間違いか?」と思い近くに寄ってジーッと見たが、やはりそこには「冷し中華」とシッカリ書いてある。それも「白ゴマ」「黒ゴマ」「五目」と3種類も。 「こりゃあ行かないとダメだろう」というワケで、私はお店に入り、「白ゴマ冷し中華」(850円)を注文した。 注文を取りに来たお姉さんに、どうして冬に冷やし中華をやっているのか聞いてみた。 「お客さんに『食べたい』って言われたのがキッカケなんです」 何だ、やっぱり冬に冷やし中華を食べたいって人はいるんじゃない。同じ考えの人がいてちょっとうれしかったりして。 しばらくして「白ゴマ冷し中華」がやってきた。 へぇ、上に乗っているのは春雨だろうか、その下にモヤシ、薄焼き玉子、キュウリ、ナルト、鶏肉、そして紅生姜。スープは醤油ベースの酸味の効いたモノにたっぷりと白ゴマが入っていて甘酸っぱい。サッパリして旨い。 細い縮れ麺は冷たく引き締まっていて、シコシコして旨い。今の時季は水道水がかなり冷たいから、夏場より麺は冷たく引き締まるハズ。夏にこのお店の冷やし中華を食べていないから断言はできないけど、ひょっとしたら麺は冬場の今の方が美味しいかも。 冬に冷やし中華って、なかなかいいかも……食べ終わって私はそう思った。それにしてもこのお店、なぜ「五目冷し中華」だけ1280円と突出して高いんだろう? 気になるなぁ。また近いうちに食べに行くかな。 【DATA】 住所:東村山市栄町2-22-11 電話:042-392-8525 【このお店に関する過去の記事】 *2005年01月18日「町の美味しい中華料理屋さん(候補)」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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