|
テーマ:●食べた物の画像♪(85335)
カテゴリ:うどん
昨年末、私は部下を東村山に連れて来て、武蔵野うどんを食べさせたことがある。その時食べたのは東村山駅西口にある「手打うどん きくや」と「とき」。いきなりハシゴをさせたのだが、大喜びで完食。「いやあ、武蔵野うどんって旨いですねぇ」と感激しきりの様子だった。
その部下が「最近、武蔵野うどんを食べたいって思うんですよね」と言うので、「じゃあまた旨い武蔵野うどんを食べさせてやるよ」と先日、再び東村山に呼び出した。待ち合わせ場所は武蔵大和駅。「うわっ、すごい駅ですね。田舎っぽくていい感じじゃないですか」とデジカメを取り出してパチパチ。私にとっては普通の光景なんだけど、都心部に住んでいる人間にしてみれば、新鮮な光景なんだろうねぇ。 で、2人して向かったのは武蔵野うどんの老舗「きくや」。東村山駅西口にある「手打うどん きくや」と同じ系列ではあるのだが、うどんも肉汁も微妙に違う。何よりも違うのが、コレだ。 この店構え。味があり過ぎ。道路沿いにあるとはいえ、周りには何にもない場所にポツンとある。日に焼けて色がくすんでしまった「手打うどん」の幟と暖簾。このお店の雰囲気がもうひと味、加えてくれるんだよね。部下なんか「こりゃまたスゴいところにありますね」とまたしてもデジカメでパチリ。 こんな不便な場所にあるにもかかわらず、相変わらずの繁盛ぶりで、私と部下は5分ほど表で待ってから店内へ。カウンターに座ると、2人とも4Lの肉汁(700円)を注文した。 きたきた、コレコレ。部下も「コレですよ、コレ」とうれしそうだ。 この色、このねじれ、まさしく武蔵野うどん。旨そう! 何も付けずにまずは1本、チュルルン。ああ、旨いなぁ。コシはあるし、ワシワシと噛むとほんのり甘い。 肉汁の中に薬味を入れて、それではいただきますか。 豚バラ肉と一緒にズズッ。うんうん、コレだよ。旨いなぁ。 「いやあ、旨いっスねぇ」と部下。そして「ウチの近くにもこういう、うどん屋さんがあるといいんですけどねぇ」とシミジミ語る。 確かに都心部に武蔵野うどんのお店があってもいいと思うのだが、最近の私の考えはちょっと違う。この東村山なり、武蔵野地域の雰囲気があるから、美味しく感じるんじゃないかなぁ。都心のビルの中に入ったお店で食べたんじゃ、ここまでの感激はないと思う。 私自身、このお店で肉汁うどんを食べるのは久しぶりだけど、やっぱり「このお店で食べるから美味しいんだなぁ」って改めて思ったよ。 【DATA】 住所:東村山市廻田町2-12-13 電話:042-394-9141 営業時間:午前11時~麺がなくなり次第終了 定休日:年中無休 駐車場あり 【このお店に関する過去の記事】 *2004年11月16日「東村山が誇る武蔵野うどん」 *2006年04月12日「貫録のカレーうどん」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[うどん] カテゴリの最新記事
|