カテゴリ:企業・会社員
先だって公表された7月~9月のGDP(国内総生産)は年率換算で1.6%減とのことでしたが、依然として個人消費の回復はよろしくないようです。 ただ、銀座などで社用族が取引先などを接待することがよくありますが、その接待が以前に比べて盛んになって来ているそうです。 景気が悪くなると企業でもお金の余裕がなくなって、取引先を接待するようなことは控えるのですが、その接待が復調してきたということは、少しは景気が良くなってきたのかもしれません。 なお、接待が増えてきた要因の一つとしては、接待費を損金に算入しなくて良いという改正が行われたからでもあります。 すなわち、資本金1億円以上の大企業であっても飲食費の50%は損金算入しなくて良い、つまり税金がかからないということだそうです。 僕も若い頃・・・といっても、30代から40代の前半までですが、仕事の関係で接待をしたり、されたりしたことがあります。 多くは割烹などの日本料理の高級感のあるお店でお酒を飲み、その後はカラオケに行ったり、もっと重要な顧客だったりすると、高級クラブなどに行くことになります。 接待が終わると、そのお店が駅の近くだと、その場で解散することもありますが、ほとんどの場合はタクシーを呼ぶことになります。 接待は夜遅くまでの時間となりますが、もちろん残業代などはつきませんし、非常に疲れます。 ただ、飲み食いした代金ですが、領収書さえ手に入れれば、後日会社が補てんしてくれるのは魅力でしたね。また、勤務先が懇意にしているお店であれば、支払いもせずに帰ることができました。 しかしながら、接待というのは、殆どが営業部門に限られていて、製造現場では接待の恩恵にあずかることはありません。 接待も仕事のうちとは言いながら、営業部門と製造部門とでは、なんとなく不公平な感じもします。 なにより、接待で使うお金を従業員の給与に上乗せしたほうが、よっぽど社員にとっては良いのではないかと、今になって思ったりしています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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