テーマ:読書(8578)
カテゴリ:読書
自宅から都心の高田馬場駅近くに所在する勤務先までは、主として西武鉄道の西武池袋線を利用しています。
その電車では、朝の通勤時には新聞を読み、帰りの電車では読書をしています。 その読書の本ですが、定年後に嘱託となってから給料が少なくなったので、値段の安いブックオフでの購入がほとんどとなっています。 そんななか勤務先近くのフックオフの店内を物色していて目についたのが「定年待合室」というタイトルの本です。 2年前に定年を迎えたヒロくんですが、この本の内容は現在の自分の境遇と似ているのかもしれないと思い購入しました。 実際にはヒロくんの日常とは違った内容でしたが、そのストーリーを簡単にご紹介したいと思います。 物語の主人公は大和田宏という男性で、大手の百貨店に勤務していた時期はかなりのやり手だったのですが、あるとき上司である専務と対立してしまい出世コースから外れてしまいます。 しかも奥さんがガンに侵されてしまい、大和田は定年前に早期退職制度を利用して退職し、妻の看病に専念しますが、その妻も亡くなり無気力状態となってしまいます。 そんな状態の中、以前から行きつけのスナックに立ち寄ったところ、スナックのママさんから人助けをして欲しいと頼まれ、ようやく生気を取り戻します。 その後も、いろいろな難事を抱える人物が現れますが、大和田の人脈で、その道のプロが現れて事態を解決していくというような物語です。 無理難題に出くわしても、その問題に詳しい人物が登場して、解決してしまうというのは、現実的ではないと思いますが、実際にこの本のとおりにコトが進んだら面白いだろうな・・とは思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[読書] カテゴリの最新記事
|
|