テーマ:慢性腎臓病と高血圧(272)
カテゴリ:読書
大学一年生の18歳の時に腎臓の機能がよろしくないという診断を受けてから、かれこれ50年ほどが経過しました。 その間、腎臓の専門医の先生に診てもらってきて、今日に至るまで人工透析にならずに来ました。 腎臓が良くないと言われてからは、多くの腎臓に関する本を読んできましたが、本屋さんで、また新しい本を見つけたので購入して読んでみました。 この本は腎臓専門医だという高取優二氏の著作になります。高取氏は1975年生まれということですから、比較的若いお医者さんということになりますね。 鳥取大学の医学部を卒業され、岡山大学病院などで勤務し、現在は埼友クリニックにお勤めだそうです。 さて、この本では腎臓の機能についての説明があり、また、長生きできない人の特徴として、夜中に何度もトイレに行く、高血圧であること、甘いものや炭水化物を好んで食べる・・などが挙げられています。 つまり、このような人は腎臓の機能が落ちている、または、これから先に落ちてしまうことから、長生きができないとされています。 良く知られているように、腎臓は体の中にたまった老廃物を尿と一緒に排出する働きがあり、この排出が滞ると体中に老廃物が溜まってしまいます。 そのため、長くは生きられないという結論になるわけで、そうならないために食生活の改善や適度な運動を奨めています。 というようなことが書かれていて、この本は、腎臓の機能が正常な人、あるいは少しだけ腎機能が良くない人向けの書籍であると思われます。 ヒロくんのようにかなり腎機能が悪化している人向けということではなさそうですが、書かれている内容はおおむね以前から了解しているもので、改めて内容を再認識した次第です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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