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カテゴリ:ドキュメンタリー・ノンフィクション
【猿のごとく読み、人のごとく考える・その512・505冊目】 ・紹介する本 ・サノーさん一言コメント 「日本の新富裕層に迫る。実像と虚像をカテゴリに分けて比較することにより鮮明になる、金持ちの姿」 【サノーさんおすすめ度★★★★★】 ・ウノーさん一言コメント 「こういうノリの分析本、大好きです。難解な専門用語ではなく、イメージだけで伝わる造語が、お金持ちの生活を教えてくれます」 【ウノーさんおすすめ度★★★★★】 ・サノーさん、ウノーさん読書会 サノーさん(以下サ):軽い。その分だけ読みやすく、楽しめる一冊だ。 ウノーさん(以下ウ):それぞの「ネーミング」も楽しくて、さすがは日本を代表する広告代理店がてがける本です。 サ:世帯収入2000万円以上という基準は、いまでは少し「低設定」かもしれない。 ウ:いまなら、副業での「成功者」もいるので、1000万から2000万くらい上げても大丈夫そうです。 サ:まあ「収入」よりも「消費」に注目しているから、いまよりも「景気がいい」印象だな。 ウ:「ストック」も「フロー」を追求するという視点が、すでに「お金持ち」視点なんですね。 サ:「富裕4族」という分類は、秀逸だ。 ウ「黒リッチ」「隠れリッチ」「守リッチ」「一点リッチ」の4つです。 サ:なんで「黒」かというと、「カードの色」なんだな。 ウ:いまは審査基準が下がってしまって、当時ほどのステータスはないですね。 サ:店で出しても驚かれないし「高級デザイン」の一般カードも多いから、表現としては弱くなってしまったな。 ウでも、ニュアンスは一発で理解できます。 サ:「全方向に豪華主義、顕示欲も強い」というのは、的確に特徴を捉えてる。 ウ:その「代表格」とは別に、可処分所得に比べ派手な浪費を行わず、自己投資や子供の教育に積極的な「隠れリッチ」、相続で代々の資産を「守リッチ」、車、時計などの趣味に集中する「一点リッチ」が「日本の富裕層」として確認されたわけです。 サ:インタビューも楽しい。堂々と応じているのが、成功者像として相応しいわけだ。 ウ:でも、やっぱり「リアル」に稼いでいる人には「違いを生む違い」がるわけで、それを探りながら読むのも楽しいです。 サ:巻末おまけの普通の人による「富裕層イメージイラスト」も笑える。 ウ:「あーわかるわかる「という感じと「え、そうなの?」という感じてでした。その「実像」との違いも「ポイント」だと思います。 【了】
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最終更新日
2018年07月29日 07時30分09秒
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