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【1日1冊!】猿のごとく読み、人のごとく考える

【1日1冊!】猿のごとく読み、人のごとく考える

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2018年07月31日
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カテゴリ:自己啓発系
【猿のごとく読み、人のごとく考える・その514・507冊目】
・紹介する本
・サノーさん一言コメント
「経営とは哲学であり、リーダーとは人々を本来の幸福へと導く人間を意味している。仕事の意義と意味を考え直す一冊」
【サノーさんおすすめ度★★★★★】
・ウノーさん一言コメント
「仕事は、その人の一部であり、それ以上の存在だと捉えるのは、それが都合の良い人の主張に過ぎません。なぜリーダーには意義が必要なのかを学びます」
【ウノーさんおすすめ度★★★★★】
・サノーさん、ウノーさん読書会
サノーさん(以下サ):一時期、一流デザイナーの家具を眺めるという行為にハマった時期があった。
ウノーさん(以下ウ):ネルソン&チャーチルやイームズなどの椅子や照明器具は、予算も置く場所もなかったのに、購入を真剣に検討しました。
サ:身近な「芸術」、日常の生活に彩りを加えてくれるものとして、いまでも「家具」を選ぶのは好きだ。
ウ:その趣味をもっている人にとっては、この本の著者は「有名人」です。
サ:著者がCEOとしてリーダーとして「ハーマンミラー社」で活躍したことは、家具業界を知る人にとっては「常識」だからな。
ウ:「アート」から「ビジネス」へと発展させるのは、たやすいことではないです。
サ:「芸術」は「個性」であり哲学だ。それを束ね、会社として運営していくのがむずかしいことであることは、この本でよくわかった。
ウ:この本に書かれている根本的リーダーシップの表現には、シビれました。
サ:「人々を解き放ち、最も効率よく人間味のある方法で働いてもらう」という「哲学」は、あらゆる立場、あらゆる現場にいる「リーダー」に届けたい箴言だ。
ウ:この表現に至るまでのエピソードにも、胸を打たれました。
サ:ある日、ハーマンミラー社の工場で、機械整備工として監督をしていた人物が亡くなった。
ウ:その奥様へ、創業者であるデプリーの父親がお見舞いしたとき「いくつかの詩」を渡されたんです。
サ:その詩の素晴らしさに、その創業者は深い衝撃を受ける。
ウ:「彼は、機械工をしていた詩人だったのか、それとも詩をつづる機械工だったのか?」という答えのない疑問が、それからの「ハーマンミラー社」における哲学を生み出していきます。
サ:人は、すぐ忘れてしまうが、仕事は自分の一部であり、その選択の自由は、法律によって保障されている。
ウ:そして自分の願望は自分だけのものであることも忘れてしまいます。
サ:だから、多くのリーダーは苦しむ。自分の選択、部下の選択、組織の選択の矛盾に直面するからた。
ウ:「具体化」が有効です。「なぜ、それがあるのか」「なにが目的なのか」「その本質はなにか」これに取り組むとき、リーダーは解放され、組織も解放されるのです。
サ:まあ「日々の激務」のなかでは難しいことだとは思うが、取り組むだけの価値はある。
【了】





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最終更新日  2018年07月31日 07時30分15秒
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