全て
| 旧・接客観察のご紹介
| 小説・フィクション
| ドキュメンタリー・ノンフィクション
| スピリチャル・目に見えない世界系
| ビジネス名著
| 古典
| 時代小説
| 哲学
| 歴史的名作
| 文学
| 自己啓発系
| 企画展
カテゴリ:ビジネス名著
【猿のごとく読み、人のごとく考える・その527・519冊目】 ・紹介する本 ・サノーさん一言コメント 「理解しているようでしていない経済の仕組みと用語、基礎を学び、応用に臨む」 【サノーさんおすすめ度★★★★☆】 ・ウノーさん一言コメント 「ニュースでさりげなく使われている用語も、意味を取り違えていました。基本を知り、経済を味方につけましょう」 【ウノーさんおすすめ度★★★★☆】 ・サノーさん、ウノーさん読書会 サノーさん(以下サ):「景気」という言葉も、人それぞれに解釈が異なる。 ウノーさん(以下ウ):儲かっている状況を連想する人、会社の倒産数を連想する人、デパートの込み具合を連想する人、それぞれに異なります。 サ:「経済学」においては「GDPが増えているか減っているかを示す意味」以外はない、というのは、把握しておくべき「定義」だ。 ウ:政府や省庁から発信される「景気」という言葉は、私たちとは「違う」意味であることを知らなければ、それを受け止め、それを解釈することは不可能です。 サ:そのだ表格である「GDP」についても、正確に「意味」を把握していない。 ウ:「試験で出る単語」ですので、教科書に載っていた意味は知っていると思いますが。 サ:この本での解説は「民間消費+民間投資+政府支出+(輸出-輸入)」という方程式だが、重要なのは、この「意味が自分とどう関わりがあるか」を知ることだ。 ウ:普通、こういった「用語」が直接的に自分に関わることはないという認識です。 サ:だが、実際には誰もが「社会を構成する要員」であり、経済と関わらずに生きていくことは、ほぼ不可能な「現実」がある。 ウ:だから、できるだけ広く、高い位置から「眺める」ことと、ごく微細で身近な状況を把握し検討することの「両方」が必要となります。 サ:マクロとミクロの視点だ。広く高い位置か考えるのは「メタ認識」とも捉えられる。 ウ:そのために必要なのは、この本に書かれている「基礎」であり「基本」の知識です。せっかく、状況を把握できる「情報」を得たとしても、その「意味」を勘違いしていたのでは、それを活用することができません。 サ:活用できないだけならいいが、間違った解釈は間違った方向性をもたらす。 ウ:特に「お金」です。「世界経済」も「日本経済」も「会社の帳簿」も「家計簿」も、全てつながっているのですから、基本を正しく合わせることが、自分の「経済」を整えることになります。 サ:未来の地図を読むには、正しいコンパスの読み方を知らなければならないわけだ。 【了】
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年08月13日 07時55分07秒
コメント(0) | コメントを書く
[ビジネス名著] カテゴリの最新記事
|