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【1日1冊!】猿のごとく読み、人のごとく考える

【1日1冊!】猿のごとく読み、人のごとく考える

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2018年08月19日
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カテゴリ:ビジネス名著
【猿のごとく読み、人のごとく考える・その533・525冊目】
・紹介する本
・サノーさん一言コメント
「6000社を超える訪問調査から浮かび上がる、会社という集団のあるべき姿。大儀ではない名分を知ることにより、幸福のかたちを知る」
【サノーさんおすすめ度★★★★★】
・ウノーさん一言コメント
「会社は、誰の、なんのために存在するのでしょう?現実に存在する実例から、その問いに迫ります」
【ウノーさんおすすめ度★★★★★】
・サノーさん、ウノーさん読書会
サノーさん(以下サ):一読すると「勧善懲悪ファンタジー」だと誤解されそうな内容だ。
ウノーさん(以下ウ):それだけ、多くの会社は「迷っている」ということでしょうか。
サ:実在する会社を調査し、そこから「人々の幸福に貢献する会社とはなにか?」を追求しているが、選別された実例が、にわかに「現実」だと信じられない経営者も多いだろう。
ウ:ある意味、会社は「必要悪」の役割も担っていて「きれいごと」だけでは生きてはいけないと信じている人は多いです。
サ:ここで掲げられている「会社経営における5人に対する使命と責任」は、誰しもが目指したいが、「幻想」に近い感覚を持つ。
ウ:5人とは、社員、外注・下請け企業の社員、顧客、地域社会に住む人、株主です。
サ:責任とは「幸せにする」というコミットを実現することだ。
ウ:「会社は株主のもの」という概念は「勘違い」だと定義しています。
サ:この「感覚」に現実感をもたせているのが、選出された会社の「実例」だ。
ウ:業種は様々です。チョークのメーカーや食品加工、義肢装具のメーカー、お菓子屋さん、果物屋さんなどですが、それぞれが「ホントに?」と感じてしまうほど「うまくいって」います。
サ:もちろん、紆余曲折はあったと思うが「幻想」ではなく「現実解」として、理想を追求し続けた結果だと思う。
ウ:と、いうか実は「きれいごと」だとあきらめることのほうが「ナンセンス」だと思えてしまいます。
サ:そこはやはり、創業者の「信念」なんだと思う。数々の試練のなかで、いかに「自分を見失わずに」「誰に何と言われようと」、信念を追求し続けた結果が、「大切にしたい会社」として存在するに至った道のりだと、理解した。
ウ:これは、勇気がもらえる事例集です。「5人の幸福」を追い求めれば、大切にされる会社が実現するという現実が、次の一歩につながります。
サ:「きれいごと」で大いに結構。
ウ:信じて、やるだけ、です。
【了】





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最終更新日  2018年08月19日 08時22分59秒
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