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【1日1冊!】猿のごとく読み、人のごとく考える

【1日1冊!】猿のごとく読み、人のごとく考える

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2018年08月22日
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カテゴリ:自己啓発系
【猿のごとく読み、人のごとく考える・その536・528冊目】
    
・紹介する本
    
・サノーさん一言コメント
「人は、一人で生まれ、一人で死んでいく。的確な指摘から結婚という幻想を暴く」
【サノーさんおすすめ度★★★★☆】
   
・ウノーさん一言コメント
「シングルを選択することに、遠慮はいりません。メリットとデメリットを確認して、自分の好みをはっきりさせましょう」
【ウノーさんおすすめ度★★★★☆】
    
・サノーさん、ウノーさん読書会
 
サノーさん(以下サ):商売柄、今まで20年以上、カウンセリングをしてきたが、今年に入ってからは新規事業もあって600人ほどの「お悩み」を聞いてきた。
 
ウノーさん(以下ウ):数としては多くないですが、セグメントした分だけ「濃い」相談内容が多いです。
 
サ:そのなかでも「パートナー」についてのテーマは、30%程度を占める。
 
ウ:いまの「社会制度」では、重要な選択肢であり、分岐点ですから。
 
サ:そんなとき、ヒントとなる本として、こちらの内容を話したことがある。
 
ウ:カウンセリングはコンサルティングではないので「指導」ではなく「例示」としての紹介ですね。
 
サ:読み方によっては「危険」だが、事実を知るという点では、とても整理され、読みやすい本だと思う。
 
ウ:平均寿命が男女で違いますから、女性は「長く生き残る」人が多くなり、65歳以上だと配偶者がいない「おひとりさま」は過半数を超えます。
 
サ:結婚や伴侶をもたない「ずっとシングル」も、離別による「シングルアゲイン」も、結果は同じという主張だ。
 
ウ:この本から「おひとりさま」という流行語が、生まれたわけです。
 
サ:せっかくの人生を「他人というコントロールできない要素」で、ムダにしてしまうことを「選択しない」という「生き方」だ。
  
ウ:そこだけ抽出すると、ずいぶん「ドライ」な感じになってしまいますが、決して「合理的」すぎるわけでなく「人間の矛盾」や「不思議なこころの働き」をふまえた上で、割り切って「生きる」という選択肢があることを、教えてくれています。
 
サ:最近、婚姻や出産について「生産性」という言葉を間違って使用して、話題になった人がいたらしいが、そういう人こそ、この本のメッセージを確認するべきだと思う。
 
ウ:基本的に、人それぞれの「好み」です。それは「人権」によって決められた人が集団で生きるために確保した「権利」で保証されています。
 
サ:もちろん、その要素だけで決定するわけではないが、実体のない「常識」や、自分の幸福につながらない「観念」などに、踊らされる必要はないということだ。
  
ウ:既婚男性が読んでも、良い学びが得られる一冊でした。
  
サ:むしろ、一番読むべき対象かもしれない。パートナーが一緒にいてくれるのは、「奇跡に近い」ことだと、認識する必要がある。
 
【了】





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最終更新日  2018年08月22日 08時05分46秒
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