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カテゴリ:自己啓発系
【猿のごとく読み、人のごとく考える・その539・531冊目】 ・紹介する本 ・サノーさん一言コメント 「賛否を集める経営者が贈る、88の質問。その問は鋭く、前に進むためのヒントとなる」 【サノーさんおすすめ度★★★★☆】 ・ウノーさん一言コメント 「読みやすく、わかりやすく、実践しがたく。よい言葉の数々が、前に進む勇気とは、なります」 【ウノーさんおすすめ度★★★☆☆】 ・サノーさん、ウノーさん読書会 サノーさん(以下サ):この人ほど、人によって評価が違う「成功した現役の経営者」も珍しいだろう。 ウノーさん(以下ウ):この本が書かれた12年前は「カリスマ新進経営者」でしたけどね。 サ:主軸である居酒屋チェーンが「ブラック」との判定が下されてから、多くの人は「その目線」からしか、見なくなっている。また、それを肯定する発言が、さらに「人物像」を固定化させた。 ウ:もちろん、全ての人ではないですし、いまでも偉大な経営者として、また「政治家」としてご活躍です。 サ:だが、この本に書かれている内容と、現在とでは、いささか「差異」が生じているように思える。 ウ:この本では「夢指数」という言葉を用いて「知識を力にする指数」「心の広さを大切にする指数」「正しく自覚する指数」の3つの具体的観点から、成功者に共通していることを解説されています。 サ:この「指数」の考え方を実践されていれば、様々な物議を巻き起こす「発言」や「指示」は発生しないのではないか、という疑問も出る。 ウ:現在の姿勢と共通しているところも、多くあります。 サ:「夢のない大人になるな。世界観のない大人になるな」とメッセージは、多岐にわたる活動を続けている「根拠」でもある。 ウ:その軸は確認できつつ、やっぱり「変わった」のだと、現在の発信された情報から、感じてしまいます。 サ:本は発刊された瞬間から古くなる。当然、この本を書いた「当時」と「現在」では、意識も含め変化しているし、それは特別にことではない。むしろ、成長による、新しい見解なのかもしれない。 ウ:でも、この本に書かれたメッセージを「忘れて」いなければ、現在のような状況ではなかったようにも読み取れます。 サ:そこが、いま、この本を読む価値があるということだ。この本に書かれている「箴言」が、どのように育ち、変質したのかを確認できることは、文字から受け取る以上の情報を与えてくれる。 ウ:「人はなぜ、わかっているのに自覚を失ってしまうのか?」その要素と会社、経営、政治をからめて考えると、この本の価値が倍増します。 サ:そして「幸福とはなにか」「成功とはどういう状態なのか」という、ウチの「命題」を解くヒントになる。 【了】
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最終更新日
2018年08月25日 08時21分44秒
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