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カテゴリ:ビジネス名著
【猿のごとく読み、人のごとく考える・その541・533冊目】 ・紹介する本 ・サノーさん一言コメント 「単なるコスト論にならない、小技の効いた経済学入門。消費者と生産者の視点を切り替えながら、日常生活に即した知識を知る」 【サノーさんおすすめ度★★★★☆】 ・ウノーさん一言コメント 「身近で具体的な例が、わかりやすく、経済とはなにかを教えてくれます。売る人も買う人もお得な世界を目指しましょう」 【ウノーさんおすすめ度★★★★☆】 ・サノーさん、ウノーさん読書会 サノーさん(以下サ):ウチはあんまりコーヒーを飲まないので、「スタバ」に行く機会は少なかった。実家が喫茶店だったから、店で飲むコーヒーに飽きたという理由もある。 ウノーさん(以下ウ):ところが、最近になってコーヒー以外のメニューが気に入って、よく行くようになりました。 サ:本当に今更だが、都内だと要所要所には必ずあり、つい目に入ると寄ってしまう。 ウ:そして、どこも混雑してます。 サ:本のタイトルである「グランデ」は「カップが大きいサイズ」のことだ。 ウ:夏は「グランデ」でもいいんですが、冬はそんなに水分を取らないので「小さい」を選んでます。 サ:倍の容量で、差額はわずか。気づいていたが、その「理由」については考えたことがなかった。 ウ:もちろん、買う側の「お得感」はありますが、じつは売る側にとっても「お得」なんですね。 サ:「コスト」について、総合的、俯瞰的に考えると見えてくる「回答」だ。 ウ:スタッフの「手間」「稼働時間」「提供時間」「原材料費」、そして「集客」という、まだ発生していない「コスト」まで計算された結果、お客様もお店も嬉しいのが「グランデの価格設定」なわけです。 サ:コストの話しも面白かったが「価格差別」の話しも面白い。 ウ:日本の高所得者の「不利益」についてです。 サ:確かに、世の中へ貢献し、仕事の報酬として「高所得」になった人に対して、日本は「不平等」だと言える。 ウ:提案として「地位だけで高所得を稼ぐ人」を対象として「価格是正」すべき、という提案は納得しました。 サ:これからはもっと「国としての視点、世界からの視点」という感覚を養う必要がある。 ウ:つい、目先のことばかり考えてしまいますが、たまにスタバで一休みしながら、大きな視点で考えてみましょう。 【了】
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最終更新日
2018年08月27日 08時50分42秒
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