テーマ:東海テレビのお昼ドラマ(184)
カテゴリ:昼ドラ
今日のストーリー完全版
美しい罠/第61回「暴かれる秘密」9/25Mon. ラストに向かって突っ走ってきましたーーー!!!(`・ω・´) 30分間全部がクライマックス、決して目を反らせなくなりました。 4年間刑務所の中で考えていた通り、類子から何もかも奪い取った槐。 しかし、その達成感に喜ぶ槐の顔は見られません。 レイから真相を聞いてようやく類子の真意に、そして自分の気持ちに気付く槐。 そして槐は思います。「俺は、不幸な女をより不幸にしただけじゃないのか?」 おそらくそれは真実ですよね。類子は決して自分が不幸だ何て言わないけれど、 類子の幸せは、彼女が本当に心の底で欲している槐無しではありえないのですから。 実際、金を使っても使っても決して類子は満たされませんでした。 そして槐は、もう一人の女性を不幸にしました。 槐を信じ、愛の力を信じた、愚かなほどに純粋な澪。 彼女の差し伸べた手を、掴む資格がないのに槐は掴もうとしてしまいました。 敬吾を殺した以上、決して夢見てはいけない平穏な人生・・・ その結果が、澪をこれ以上にないほどの不幸に貶めました。 槐との愛を全うする為に、家族も仕事もお金も捨てざるを得なかった澪。 しかしなかなか心を開かない槐にだんだんと澪の精神がバランスを崩し始め、 婚約者の死が槐と類子の策略であった(と誤解して)ついに彼女の心は崩壊してしまいます。 槐が敬吾を殺した。何も言わずに私を騙していた。 私を利用していただけだった、愛していたのに・・・(注:澪の心の叫びです) 愛を否定され、信じていた心を否定され・・・つまり、自分を全否定された澪。 彼女が選んだのは、槐と類子に復讐すること。 ・・・私、この澪、嫌いじゃないです。 いえね、思ったのですよ。あの証拠を見て澪はこんな風に言うんじゃないかと。 「類子さんの計画よね?貴方は利用されただけよね。私貴方を信じてるわ」 敬吾の死を前にしてもこんな風だったら暴動モノだったのですが、 ものの見事に澪さんはキレてくれました。 存在を全否定された事による自己崩壊から、復讐の鬼へ。 槐は、自分の愛した女性が目の前で崩壊していくのを目の当たりにします。 かつて憧れていた、高嶺の花的存在だった澪を、 槐は自分の手でボロボロにしてしまったことに気付きます。 復讐という目的の為なら、愛する女でも利用することを厭わない。 そう考えていたはずなのに、大きく動揺する槐・・・ そして槐は、不破の手が類子に迫ることを察知して類子を助けに向かいます。 ああ、こういう人間的な槐、大好きです! 澪に声を荒げる槐、体当たりで不破を突き飛ばす槐(不破の転び方は上手かった(笑))。 氷のような表情で嘘を並べ立てる槐より、嘘偽りない心で叫びをあげる槐。 ようやくこれで槐は、類子と素直な心で向き合える槐になりました。 類子が槐と組んで財産目当てで計画的に結婚した事を知った不破が、 いよいよその暴君特有の手腕を発揮。 心から愛していた妻に裏切られた不破は、自分の全存在をあげて二人を潰しにかかります。 類子を容赦なく打ちのめし、その舌を抜かんばかりの勢い。 類子と槐を追い詰めようとするその姿に、不破の天地の裂けるばかりの悲しみが伝わってきます。 ・・・しかし不破は気付いたでしょうか? 不破が発作をおこしたフリをした時に、類子が不破を助けようと槐の手を振り切ったことに。 類子の不破への慈しみは決して嘘ではないこと・・・そして、彼女に人は殺せないこと。 つまり、類子は敬吾殺しに加担していないこと。 不破を殺させないために、自ら毒を飲んで生死の境を彷徨い、子供の産めない体になったこと・・・ 登場人物たちの心の苦しみがひしひしと伝わってきます。 自分がどんなに窮地に堕ちようと、槐を守ろうとして決して口を開かない類子。 類子の真の愛にやっと気付いて、類子を守ろうとする槐。 自分の信じていたものが全て偽りだったと気付いて二人を破滅させようとする澪と不破。 しかし、澪と不破には気付いて欲しい。 槐を心の奥底で類子がずっと愛していたように、不破との間にも愛は存在していたこと。 澪との新しい人生を夢見て、その愛に応えようとした槐がいたこと。 特に澪は、この二人を真に理解してこそ成長できるのだと思います。 今までの澪を見てきて、この人にスピカの絵本なんて描けるのかと心配でしたが、 きっと今を乗り越えられたら、素晴らしい絵本を描くことができるはず。 それが悲しい結末でありませんように・・・ 類子も槐も、そして不破も澪も。 私は今初めて、立場の違った登場人物全員を応援しています。 類子と槐は初めて心の底から互いを理解しあい、寄り添えるようになりそうです。 不破と澪も、二人を真に理解できますように。 そして、自分達が愛されていなかったというのは間違いであることに気付いて、 皆に安らぎが訪れますように・・・ しかし、槐は敬吾を殺しています。 敬吾の父親である不破と、敬吾の婚約者であった澪。 この状況でのハッピーエンドは、やはり絶望的でしょうか・・・ ※テレビブログの「HOT ENTRY」に選出されました(^o^) 不破>>>>>>>>>>>>槐(美しい罠/第59回「切り札」9/21Thu.) (2006/09/22) (評) 昼ドラ「美しい罠」。最終回も近づいてきましたが、果たしてどんな終わり方になるのか楽しみですね!こちらのエントリーの「私の希望的妄想」の変化が笑えました。 From 昼ドラHolic ~美しい罠~ だそうです(笑)ありがとうございました~m(_ _)m ちなみに先週、美罠同盟にご参加の「THE SUN ALSO RISES(halkaさん)」も選出されてました♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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不破が,秘密部屋のベッドに類子直筆の手紙を置いたシーンがありましたよね?
あれは自分が死んだことに事件性をはらませる為の罠だと考えられませんか? (September 25, 2006 10:53:00 PM)
匿名希望さん、初めまして。
> 不破が,秘密部屋のベッドに類子直筆の手紙を置いたシーンがありましたよね? > あれは自分が死んだことに事件性をはらませる為の罠だと考えられませんか? なるほど、考えられますね! 元々恐ろしい不破の罠も、相当二人を窮地に追い込むはずですものね。 不破は自分の手で槐を殺したいだろうけど、きっと仕掛けられる罠はどんどん仕掛けていくかも。 そういう、小さなシーンも伏線になりそうなのでちゃんと覚えておかないとですね(^-^) (September 25, 2006 11:01:12 PM)
匿名希望さん
> 不破が,秘密部屋のベッドに類子直筆の手紙を置いたシーンがありましたよね? > あれは自分が死んだことに事件性をはらませる為の罠だと考えられませんか? 最後の最後のデッカイ罠は、恒大さんなのね!自らの命を捨ててまで二人に復讐・・・類子を心から愛してたのね(;;) ----- (September 25, 2006 11:56:51 PM)
「信じてたのに・・・」と槐に詰め寄る澪が、
30話で槐に「信じてたのに・・」と詰め寄る類子と重なりました。 槐の態度は全く異なったものでした。結局、槐が大爆発するのは類子に関してだけみたいですね。 予告編で恒大さんが亡くなるようなこと言ってましたけど、それこそが“罠”な気がします。 本当に、類子って何も悪いことしてないんですよね。“罰”だって受けているし。 これ以上、彼女が苦しい結末にならないことを祈ります。 でも類子の幸せって、やはり槐ありきですよね・・・。 うー。 (September 26, 2006 12:02:51 AM)
るるるさん、初めまして。
レスは匿名希望さんへのようですので、ご挨拶だけしておきますね(^-^) (September 26, 2006 12:13:20 AM)
それぞれの思いが痛いくらいに伝わってきましたね。
>しかし、澪と不破には気付いて欲しい。 槐を心の奥底で類子がずっと愛していたように、不破との間にも愛は存在していたこと。 澪との新しい人生を夢見て、その愛に応えようとした槐がいたこと。 特に澪は、この二人を真に理解してこそ成長できるのだと思います。 今までの澪を見てきて、この人にスピカの絵本なんて描けるのかと心配でしたが、 きっと今を乗り越えられたら、素晴らしい絵本を描くことができるはず。 男と女の愛ではなかったかもしれない。 だけど、類子は不破を、槐は澪を、大事に思って いたんですよね。 それが、二人に伝わってほしいですね。 とりかえしのつかなくなる前に・・・。 (September 26, 2006 12:16:59 AM)
湖の桟橋さん、こんばんわ♪
>槐の態度は全く異なったものでした。結局、槐が大爆発するのは類子に関してだけみたいですね。 崩壊する澪より、類子の命の危険をとったというとですよね。 命がかかってなくても類子を選んだとは思いますが、嬉しかったです(^-^) >予告編で恒大さんが亡くなるようなこと言ってましたけど、それこそが“罠”な気がします。 私もそんな気がします。 予告以上に本編には裏があると。 面白くなってまいりました♪ >本当に、類子って何も悪いことしてないんですよね。“罰”だって受けているし。 そうなんですよね。むしろ不破を救っているのに。 でもこれが、愛の無い結婚輪した事、槐を愛した事の代償になるのでしょう。 類子はどんな代償を払っても槐と添い遂げる気がします。 >でも類子の幸せって、やはり槐ありきですよね・・・。 ジレンマですよね_| ̄|○ 二人が生きて幸せになる道は・・・ まだあるのでしょうか。 (September 26, 2006 12:17:10 AM)
ユエさん、こんばんわ♪
>男と女の愛ではなかったかもしれない。 >だけど、類子は不破を、槐は澪を、大事に思って >いたんですよね。 >それが、二人に伝わってほしいですね。 >とりかえしのつかなくなる前に・・・。 そうなんですよね。 澪と不破も誤解したままでは可哀想で。 愛っていろいろな形がありますよね。 (September 26, 2006 12:18:15 AM)
皆に安らぎが訪れると、真の意味でハッピーエンドですね。
でも、私はやはり、槐と類子に幸せになってほしい。どちらかが死んでも不幸ですし、ふたりが死を迎え、あの世で結ばれるなんて、私の頭の中では絶対に!ありえません。 罪は償うべきかもしれないけど、世の中そうはならない場合もありますよね。普段なら、断固!死あるのみ!の私でも、このふたりには何とか幸せになって欲しい。 恒大の「罠」も、澪の「復讐」も、ふたりの「愛」の前にはその威力を失ってしまった・・・となりますように。 (September 26, 2006 12:39:14 AM)
本編を観ているときは、何も見落とすまいと必死になっていて、
怒濤の展開に圧倒されているだけだったのですが、 昼ドラHolic さんの書き起こしとレビューを読んでいたら せつなさに、どっと涙があふれてきました。 特に、今回のように、セリフなしで表情が「物を言う」場面では 書き起こしが1つの作品になってますね。 感動しました。 あと4回、どういうふうになっていくのかわかりませんが、 私も、初めて(!?)澪さんを応援する気持ちになりました。 最後までよろしくお願いします。 (September 26, 2006 01:14:17 AM)
ようやっと澪と槐がまともに意見が言い合える状況になってきました。
が・・・またしても槐だけは、黙して語らずですね。 >そして槐は、もう一人の女性を不幸にしました。 >槐を信じ、愛の力を信じた、愚かなほどに純粋な澪。 >彼女の差し伸べた手を、掴む資格がないのに槐は掴もうとしてしまいました。 >敬吾を殺した以上、決して夢見てはいけない平穏な人生・・・ >その結果が、澪をこれ以上にないほどの不幸に貶めました。 >槐との愛を全うする為に、家族も仕事もお金も捨てざるを得なかった澪。 >しかしなかなか心を開かない槐にだんだんと澪の精神がバランスを崩し始め、 >婚約者の死が槐と類子の策略であった(と誤解して)ついに彼女の心は崩壊してしまいます。 >槐が敬吾を殺した。何も言わずに私を騙していた。 >私を利用していただけだった、愛していたのに・・・(注:澪の心の叫びです) >愛を否定され、信じていた心を否定され・・・つまり、自分を全否定された澪。 >彼女が選んだのは、槐と類子に復讐すること。 あぁ最後は槐から身も心も離れ、幸せになって欲しいです。 お気づきかと思いますが、私はけっこう澪が好きです。 ですから、このように的確に澪のことを書いていただけてとても嬉しいです。 私ではこんなに美しい文章で書き表せまん。 私も昼ドラHolic さんを見習って、立場の違った登場人物全員を応援していこうと思います。 (September 26, 2006 07:11:56 AM)
自己レスです。
> 不破が,秘密部屋のベッドに類子直筆の手紙を置いたシーンがありましたよね? > あれは自分が死んだことに事件性をはらませる為の罠だと考えられませんか? この推理が正しいとしたら,不破は離婚届を出していませんね。類子が不破姓である必要がありますから。 ----- (September 26, 2006 08:41:48 AM)
aoiさん、こんにちは♪
>皆に安らぎが訪れると、真の意味でハッピーエンドですね。 そうですよね。難しいかもしれないけれど・・・ 特に不破は、敬吾を殺されてますから。 槐がそうした理由が何であれ、不破が敬吾を愛していたことは事実ですものね。 >でも、私はやはり、槐と類子に幸せになってほしい。どちらかが死んでも不幸ですし、ふたりが死を迎え、あの世で結ばれるなんて、私の頭の中では絶対に!ありえません。 私も二人には生きて幸せになって欲しいです。 でも槐が自首しなきゃ・・・でも、その前に不破に殺されることも考えられるし。 >罪は償うべきかもしれないけど、世の中そうはならない場合もありますよね。普段なら、断固!死あるのみ!の私でも、このふたりには何とか幸せになって欲しい。 槐の罪は死に値するものですが、やはりなんとか無期懲役ですまないものかと。 その刑期を終えれば二人は一緒にいられますものね。 >恒大の「罠」も、澪の「復讐」も、ふたりの「愛」の前にはその威力を失ってしまった・・・となりますように。 私は二人が類子の心を理解して、いつしか許せるようになるといいかなと・・・ うーん、やっぱり難しい_| ̄|○ 槐の罪は重すぎるよ~(>_<) (September 26, 2006 11:27:18 AM)
Auさん、こんにちは♪
>本編を観ているときは、何も見落とすまいと必死になっていて、 >怒濤の展開に圧倒されているだけだったのですが、 >昼ドラHolic さんの書き起こしとレビューを読んでいたら >せつなさに、どっと涙があふれてきました。 >特に、今回のように、セリフなしで表情が「物を言う」場面では >書き起こしが1つの作品になってますね。 >感動しました。 ありがとうございます。とっても嬉しいです♪ 実は今回、少し色をつけたのですよ。あまりに表情のみが多かったり、背を向けていて視聴者に考えさせる部分が多くて。 なので、私なりの見解を補足しないと放映を見ていない人には分からないかと思って・・・ でもそれが成功したようで嬉しいです。 今週一杯、そんな作業が続く気がします。 >あと4回、どういうふうになっていくのかわかりませんが、 >私も、初めて(!?)澪さんを応援する気持ちになりました。 >最後までよろしくお願いします。 ブラック化した澪は槐と類子の敵のはずなのに、二人を応援しつつ澪を応援する人が増えたようで、 私もその一人としてすごく嬉しいです(^o^) こちらこそ、よろしくお願いします♪ (September 26, 2006 11:27:32 AM)
松竹梅さん、こんにちは(^o^)
>ようやっと澪と槐がまともに意見が言い合える状況になってきました。 >が・・・またしても槐だけは、黙して語らずですね。 槐がもう少し人に心を開けるような人だったらこんな事にはなってなかったのですよね。 そうなってしまった裏に何があるのか。それが最後のポイントでしょうか。 >あぁ最後は槐から身も心も離れ、幸せになって欲しいです。 >お気づきかと思いますが、私はけっこう澪が好きです。 >ですから、このように的確に澪のことを書いていただけてとても嬉しいです。 私もそうですが、きっと澪を心の底から嫌いな人はいないんじゃないかなと思います。 あまりにも純粋すぎて方向を間違ってしまっただけで・・・ 私もずっと、澪が本来の良さを取り戻すよう願ってたのですけど、どんどん逆方向に向かってしまって。 それはほとんど槐のせいなのですよね。要するに、愛した男が悪かったと(^-^;) 槐を愛さなかったら、ずっと心のきれいなお姫様でいられたと思うのですよね。 多分みなさま、同じ経緯で澪を嫌いになり、そして今は好きになってるかと。 面白いドラマですよね。 昼ドラでこんなに深いドラマは初めてです。 (September 26, 2006 11:27:54 AM)
匿名希望さん、こんにちは。
自己レスにレスしてしまいますが(^-^;) > この推理が正しいとしたら,不破は離婚届を出していませんね。類子が不破姓である必要がありますから。 私も届を出してないと思っています。 その描写は全くないし、不破が槐の言う事を聞くわけがありません。 その点皆さん分かってらっしゃるようで、いろいろな方がいろいろな場所で「離婚してないと思う」と書いてますね(^-^) 多分、その理由は類子への愛が一番大きいと思いますよ。 (September 26, 2006 11:28:15 AM) |
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