フイルムからデジタルになって、写真を撮る人には PC が必需品になった。
お金が掛かるのである。
写真データを保存している6TBのHDDの容量が尽き、新しいデータが入らなくなった。とりあえずポートレート写真を別のHDDに退避させてそのまま使っていたが、HDD の寿命というものも考えなければならない。
もちろんバックアップを USB 接続のケースに入れた HDD にしているのだが、この際にと12TBのHDDに交換することとした。デジタル写真にとって、記憶媒体に支障が生じて、データが消滅するのは本当にイヤである。
使っている 6TB は 2018年3月に導入した。ウエスタン・デジタルのBLACKシリーズである。もう6年以上であるが、支障なく動いている。正直言って HDD の寿命は微妙である。製品によっては3年も持たずに天国行きとなる場合もある。上述のバックアップ用には、同じくウエスタン・デジタルの Blue シリーズの8TB を USB接続のケースに入れて使ってきた。1週間に一回以下の使用なので恐らく長持ちはすると思う。使う頻度が少ないのも故障の原因になるのだろうか。
HDD を含む PC のパーツについてはあまり知識はないが、使用中の PC は自作機であるので、多少の知識はある。
しかし、デジタル写真のデータの保存には何が良いのか、よくわからない。10TBくらいが良いのかもと思ったが、Blue シリーズは8TBまでしかない。ヨドバシのサイトを見ていると、RED plus の 10TB と 12TB の価格差があまりない。価格の 50,300円ちょっとはツライが、データが保存できなくなるのもイヤだし、データが消えてしまうのも怖い。
RED plus がウエスタン・デジタルの 12TB の HDD の中では一番安い。必要なのだと自分に言い聞かせて、RED Plusの12TBに決定。今サイトを見ると2,500円ほど値上がりしており、RED Plus の 10TB が 12TB よりも価格が高い。
思い切って注文したが、届くのに一月以上も掛かった。
価格.コムを見ると最安値は43,000円くらいで、多い価格帯は53,000円くらい。ヨドバシは10%のポイントがつくので、まあ良いか。
この後、データの移行に手間をかけることになる。自分の PC にとって、6TB に近いデータ量は半端ないものなのである。