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カテゴリ:日々のあれこれ
[ 涼しくなったね ] 昨日のリハの後に、 何だかすっきりしない話を聞き、 お一人様でサッサと夕食を済まして帰るつもりだったけど、 メンバーが「”源平寿司”の大将と喋って気晴らししたら?!」と言ってくれたので、 皆と別れて源平寿司に立ち寄った。 お客さんも、 金曜の夜だと言うのに珍しく少なくて、 若い男の子が一人お茶をすすりながらスマフォをいじくっていた。 あ〜大将と面と向かって、 ゆっくり話を出来るのは久しぶりだな。 [ いつものママのお手製茶碗蒸し ] お互いの行く末を、 大いに語り合いたかったからピッタリな状況だった。 そこに☆野さんだったら、 居ても楽しいかな〜常連仲間には色々な感じがあって、 こんな二人の話に入って来れるのは☆野さんだけ。 まあ、 二人で、 僕の事から、 ”源平寿司”の立ち退き問題にまで、 明るい話は少なく、シリアスな話に終始した。 それでも、 こんな時間も大切だな〜って思った。 [ 源平は、ロック寿司屋でもあり^^ ] お店を後にして、 わりかし涼しい秋の夜の町を歩いていると、 夜空に浮かぶ雲が凄かった。 左側に走る東急大井町線を見ながら、 夜の雲を見上げていると、 フッと村上春樹の”夜の蜘蛛猿”って言う小説のタイトルが浮かんできた。 まだ僕が学生時代に集英社でバイトしていた時に、 東京中を飲み歩いた日々の事を思い出した。 前にも、 一度書いたかも知れないけど、 千駄ヶ谷にある小さなBAR"ピーターキャット”に足繁く通った事があって、 そこのウェイトレスさんに「今、僕等がハマっている作家で群像の新人賞を取った”村上春樹”って人が居て、彼の小説が面白いんだ!」、そう話したら「あら、家のBARのオーナーでバーテンダーでもある方が、村上さんですよ!」と言われてぶっ飛んだ想い出が、そんな雲を見上げていて思い出した。 そこには、 彼の奥様も働いていて、 好い雰囲気のお店で音楽も厳選されている感じだった。 まさに、 オーナーの趣味趣向が表れているお店だった。 そんな彼の小説からも”ノルウェイの森”あたりから離れたな〜なんて事も考えながら、 同時に”源平寿司”の行く末も考えていた、、そんな秋の虫の音が耳に心地よい夜でした。 にほんブログ村”ポチッと応援宜しくお願いします♪” お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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