パーマカルチャー研究所のブログ

今日はサハイナンに戻る日。早起きをして5時半過ぎに市場へ行き、お昼用のパンを買い込む。6時には大方の店がオープン。朝ごはんや野菜、雑貨屋肉魚をもう売っている。肉はブタ一頭の解体ショーになっていて豚肉やさんではとんとことんとこ、ナイフが跳ねる。目の前で頭や手足が解体される。赤ちゃんを含め家族3人でお店に来る親子。お父さんが肉をさばく。八百屋さんではネズミも売る。すごいのがカエルの解剖のように喉の上からお尻まできれいに広げられ臓器がきれいに見えている。グロテスクだけどこうして自分の口に入るのだなあと思いながら眺める。
目的のパン屋さんでおっきいのを4本買って宿へ戻る。帰りみち、野菜を抱えたお母さんたちがおしゃべりしながら横を通り過ぎてゆく。市場には休みがない。きっとそれぞれが必要な時に休みをとるのだろう。どのお店も数件あるからそれで事欠かなそうだ。こうして冷蔵庫のない暮らしができ、朝早くからやっていることで家族が寝ている時間に動ける。なんだかいい暮らしだなと思う。

宿の支払いをすませる。朝食800円夕食1600円が一人につき加算される。我が家には痛い出費。夕飯は1日のみにしたが我が家にはきびしいと朝食も断ると、宿が安いから食べてくれと言われオーナーさんを思い了承。でも明らかに少なくて、ここは観光地なのだなって思う。タイとの違いをこんなとこで感じてしまう。トイレに行っても何をしてもお金がつきまとう。人の笑顔も大きな町よりはあるけれどこうして経済主義になってゆくのかな。ちょっぴり残念だな。

国境へ向けて移動。やれるだけやってあとは信じるのみ。でもどうにか国境を越えることができる。タイに入った途端、寒かった気温が変わり暖かい。そして人も暖かい^_^ 迷っていると声をかけてきてくれる。ああ、やはりここは暖かい。こうしてもらうと、この人たちを大切にしたいなって思う。必要なお金と心を同じだけ支払おうと思う。ここを離れてたくさんの経験をした気がするながい1週間。

どうにかサハイナンに戻る。バスの運転手さんは不愛想に見えながら相談すると目的地のそばまで送ってくれるし、喫茶店のおばちゃんも心配して声かけてくれる。帰り際、ちゃんとお礼を伝えれなかったのが気がかりでサタデーマーケットの日、もう一度お礼を伝えに寄ろうと思う。このお店はいつもサイドメニューも頼まないかい？って聞いてくるからちょっとめんどくさがってたけどしつこくないし子供達を見て声をかけてくれてたな。おばちゃんのやさしさとつながりを大切にしようと思う。
それにここは静かな場所でシティのようのよごれてないので子供たちの自由に遊んでます。ほっと一息。
ご飯屋さんごっこだそうです。




娘ちゃんは市場に買い出しにゆくそうでおつかれさまー。






サハイナンまではコミュニティのフランスの人が迎えに来てくれる。ありがたくて胸がいっぱいでうちに着く。帰ったらまた色々仕事を手伝うからね。(パパかします。私は子守を頑張る)帰ると村長さんが待っていてくれ一人ずつハグして挨拶。2週間ぶりの再会。彼の使っていた小屋を開けて変わらずに待っていてくれるやさしさにまたも泣きそうになる。シティライフはもう十分。そう家族で声を揃えてはんす笑。ここのご飯と自然と暖かさと仲間がが一番！！！！！

久々にディナー イズ レディ。食堂に行くとみんながおかえりって言ってくれる。ありがとう！！！やっぱりここが好き！ご飯美味しい。そう噛み締めながらいただく。みんなが作ってくれたご飯をみんなといただく、一番の幸せだと改めて感じたよ。胃の重さを忘れいただいたご飯は優しい味でした。みんなありがとう。帰ってきたお祝いってみんなで乾杯。旅だったイタリアンのお土産を残しておいてくれてありがたくいただくひととき。そして飲みながらクリスマスパーティーの相談。チョコフォンデュにバナナケーキ、ビーンズバーガーに決定。私たちはみんなに感謝して張り切ってパンを焼きます！！あとは野菜とスープかな。

村長の具合が昨日からあまり良くないそう。ゆっくり休んで元気になってね。もう観光地は十分だ。今日はここでゆっくり休めそうです。早速蚊に刺されたけど家族で１つの蚊帳に入り虫の音を聞きながら寝る夜は最高です。あー、帰ってこれたんだな。本当にささえてくれたみんなのおかげだな。愛に感謝をしながらシュラフに入ります。明日は大きくなった植物たちをみに、まずはここ全体を散歩することから始めよう。ただいまサハイナン。ありがとうサハイナン。それではまずは、おやすみなさい。明日が楽しみです。