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カテゴリ:食料部門
手前味噌。
味噌を仕込むにあたり、まずはこの言葉の意味を調べてみました(笑)。 手前というのは、自分を意味する。 昔は、味噌はどこの家庭でも自分の家で作るものだったよう。 だから手前味噌とは、自家製の味噌のことをいう。 自慢話の前に、「手前味噌ではございますが、」と前置きをする表現がある。 これは、昔は各家庭で手前味噌をおいしくする工夫を独自にしていたので、「うちの味噌はね、ここがポイントなんですよ」と自慢していたことに由来するとのことです。 「この問題を解くミソは、」という表現もありますが、これは「この問題を解くポイント(工夫するところ)は、」という意味で使いますもんね。 これも語源は同じだそうです。 すると上記表現は、「手前味噌はね、ここがミソなんですよ」という言い方もできるのかな。 うちは5年前から妻が味噌を作っていたのですが、完全に妻に任せきりで自分はノータッチでした。 でも昨年1年間エコビレッジ体験塾に通ったりして、最近発酵に興味を持ち始めました。 パーマカルチャー研究所としても、味噌づくりや梅づくりは暮らしの研究の食料部門として重要なこと。 けっこう大変な作業だし、ちゃんと家族で協力して作ろうということになり、これからは予定を立てて計画的にやっていこうと思います。 タイに行く前に仕込んでいけば、留守中もじっくり熟成してくれるはず。 ということで、今日が仕込みの初日です。 材料は、大豆2キロ、麹2キロ、塩は800グラム。 大豆をゆでるときに水を吸うので、これで8キロぐらいできるそうです。 へぇ。 まずは大豆を洗います。 さっそく子供たちが。 洗剤で洗ったわけではないのに、こんなに泡だらけに。 なんでだろ? で、洗った豆を24時間うるかします(うるかすって、北海道弁?)。 ということで今日は終了。 私は結局写真とっただけでした。 明日はちゃんとやります。。 今日も遊暮働学、work for foodの一日でした。 ※パーマカルチャー研究所から流行らせたい言葉。 遊暮働学:遊ぶこと、暮らすこと、仕事をすること、学ぶこと。また、それらの境界があいまいな生活のこと。遊暮働学一体化とも言う。例えば味噌づくりは、暮らしの中のことであり、作ることは仕事でもある。しかし子供は洗いながら泡で遊び、私は暮らしの知恵を学ぶといった要素がある。 work for food (not for money):タイの師匠、サンドットさんの言葉。最低限食べられれば生きていけるので、食べ物を得るための仕事だけをして、あとはのんびりしよう。だけどほしいものがどんどん出てくると、お金が必要になり、そのために必要以上に忙しくなってしまう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.11.28 18:57:03
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