カテゴリ:グルメ
霜が厳しい。堅田川はもうもうの水蒸気。茶屋ケ鼻橋を渡るときは幻想的。少し高くなっている大橋を渡るとき、元越からのぞいた太陽が水蒸気の白さと相まって、テレビで見る北海道の明け方を思わせる。いい景色だ。霜降の日は温かいというが、解に解に。夕方プール。二日目、調子が少し戻る。1,000m。クロールによる肩の痛みは鉄アレイで解消できそう。
Y地区のプール仲間にトンドのことを尋ねたら、もう終わったという。大きな藁小積みの松明を燃やす火祭りは、普通、夜行われるものだが、Y地区Iは朝間にするという。その理由は早朝の風が陸から海へということらしい。陸風だと、燃え上がった炎と火の粉が海に向かうからとのこと。なるほど。 昨日、鮮魚店カワベに横たわっていた8kgの鰤が、今日は刺身パックになっている。早速ハラミを求め、銚子一本と。うーん、絶品。ささやかではあるが、最高の贅沢。 ヨッフムのブルックナー7番。夜の静寂に低弦が木霊する。音楽の森に沈んでいくの感。 日経1月1日付け文化特集に、日本画家竹内浩一の「みずべ」が載っている。剽軽な鯰の画だ。自分の生い立ちとなまずの組み合わせについて、正月らしい軽快な文章を綴っている。いい随筆だ。日経といえば「私の履歴書」、今月は北杜夫。ますます面白い。高校時代、好んでどくとるマンボウを読んだが、掲載文章の調子は一連の作品と同じものを感じる。いい人選だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年01月13日 06時54分03秒
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