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梅林庵

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2014年06月03日

絶好の飲み日和

(2)

カテゴリ：グルメ

平成26年6月3日（火）
　午前4時起床。小糠雨が降りました。近くの栗林、緑が濃くなりました。花が咲いていい香りです。これをして思い出しました。栗の蜂蜜は濃厚です。天草に内航船タンカーの船長をしていた友人がいます。この花を見て昨年だったか、雑蜜(カシやシイ、クリの類から採取した蜜)をもらいました。彼は船を下りた後、趣味で養蜂を始めたんです。どうしているのかな。元気にしているかな。
　出勤途中、沖田は稲が青くなりました。水田の水面が隠れました。あと2ヶ月、梅雨が明けるとこの緑が黄金色になります。刈り取りが始まり、早期米の農家は盆休みがありません。

　午前中デスクワーク。午後は会議。普段、鳩首して物事の決まらないことがおおいです。今日は特段の難儀なだけに、階段を上る足が重かったです。役員室に入りました。始まった途端、いい話になりました。思いの外でした。胸をなで下ろしました。
　そうとなれば今日は雨だし、絶好の飲み日和です。しばらく暖簾に無沙汰でもありました。つね三へ突っ込みました。付け出しはニナの煮付です。キリンの首を切ってもらいました。

　おっ、立派なカマスがあるぞ。メニューを見たらフライにもなるんです。それを注文。

　揚がってくる前に,ハンサコ（イサキ）を引いてもらいました。ポン酢をもらい、西の関のぬる燗で流しました。

　部下Wはいきなり黒霧ロックです。ぐいぐい始めました。漁師町出身です。飲み方が違います。

　おっ、出てきました。ホクホクです。アジフライとは違います。青物独特のクセがありません。キスに近いかな。

　大将がイワガキをサービスしてくれました。ジューシーでした。酒がすすみます。

　
　これもサービスでした。流れ子（トコブシ）です。いい感じに煮付けてありました。

　ゴサンチク（ホテイチク）の天ぷらがあるというので,それをもらいました。さくさくした歯応えです。焼酎に代えました。銘柄は「無敵」。米焼酎です。ロックが美味しい。

　大将に日曜日のことを話しました。シメサバをこさえたと自慢しました。鼻を高くして有次の切れ味も。大将が、有次ならうちにもあるよと見せてくれました。ハモの骨切りです。

　こちらは刺身。本焼きは高くて買えないからねといいました。それでも立派です。ピント、合っていませんが、髭をそれそうなほど刃が起っています。

　〆はだし巻き玉子にしました。寿司は頼みませんでした。帰宅は午後8時半。勝負の速い酒でした。

今日の一句
盛り場に鶏魚の肥えて雨嬉し

今日の写真は〆のだし巻き玉子です。ネギの入っているのが嬉しい。