カテゴリ:野良
Monday, September 21, 2020 午前4時起床。晴れ。 ツール・ド・フランス最終日。パリ郊外からシャンジェリゼへのコース、街並みの景色が旅情を醸します。フランス空軍恒例の三色煙飛行は幾度見ても華やかです。昨日タイムトライアルで逆転のポガチャルが総合優勝。しかも4つのうち3つのジャージ(総合、山岳、新人)を獲得。21歳の青年が頂点に登りつめました。彼は人口200万人のスロベニア人。2位のログリックも同じ国。恐るべしスロベニア。翻ってサガンは目立つところなし。見終えてツールロスです。8月末からの21日間、毎日5~6時間、テレビにかじりつきました。今日、花の都、凱旋門を背に夕刻の表彰式、それが終わり、スタッフの会場を片付け始めるシーンが映し出されました。嗚呼終わってしまった、明日からは何を楽しみにすればいいのだろう、そういう気分です。 それとは別、此のレース番組、前にも書きましたが、フランス国内を巡行、コースの道すがら、民家や農地、森林、大小の河川、山々・・・、市井の暮らしを見て取れます。加えて遺跡、古城、風光明媚の景色などをヘリの空撮映像が頻繁、流れます。今大会はニースに始まり中央山塊、ピレネー、アルプス、パリと、国土の南半分が舞台でした。長いフランス旅行を楽しんだ気分です。惹かれたのはリヨンのまち。行ってみたい。俄然、贔屓の国になりました。 さて、白昼夢はお終いです。頭から祭り気分を払いました。いい天気なのでロングライド(Long Ride:自転車での長距離走行のこと)に出かけようか。でも兼ねてからの懸案、家の取り付きに長年放置の木屑を片付けなければ。ビンディングシューズの代わりに地下足袋を履きました。半分土に埋まった腐りかけの丸太を引っ張り出したり、焚き付けのセビンタ(杉・檜のわき落とし)にチェーンソーの刃を入れたり。昼を挟んで夕刻までを要しました。途中、隣、Yっさん宅の庭先にある杉の大きな枝を切り落として始末。喜ばれました。彼は太公望、釣った魚をくれるのです。いいお礼になりました。写真は、始末した腐れ木です。土に帰るのはあと何年を要するのだろう。 こちらはビニールハウスの骨と杉の丸太です。左に少し覗いていますが、持ち帰った薪の輪子に使います。整理してすっきりとなりました。 最後に野菜へ水遣り。午後5時、地下足袋を脱ぎました。シャワーを浴びてプシュッ。大相撲を観戦。両横綱不在、混戦です。ここ数日の取組を見て、ズバリ今場所の優勝は照ノ富士でしょう。贔屓の力士(御嶽海)の成績は今ひとつ。頑張れ。写真は夜のお勤めに出て来たグラタンです。挽肉のたっぷり入ったトマトソースの上にチーズ。ボリュームがありました。 デザートは桃。先日、敬老の日に託け義母と父母に娘息子が送って寄こしたのを荷抜き。ほのぼのとした甘さがいい感じでした。 次の写真は出来上がった栗の渋皮煮。妻が朝から一日かけてこさえました。煮ては皮を落とし、これを3度繰り返した後、砂糖で味付け。いい感じになりました。 話は変わります。私、普段、よくラジオを聴きます。NHKの聴き逃しに「上方演芸会」というのがあります。漫談・漫才の録音放送です。今日、野良をしながら中田カウス・ボタンのそれを楽しみました。話中に面白い内容(抜萃)があったので、以下に載せます。2018年収録とのこと。 マラソンで金メダルの高橋尚子さんは、国から賞金300万円もろた。そう聞いて、私はお金の値打ちがわからん。 なんでわからんのや。 高橋尚子さんがもろたのはたったの300万。こないだ家で競馬中継見てたら、優勝した馬の賞金が1億5千万円や。馬と人、大事にすること間違えてるんとちゃうか。 あんたね、考えてみ、高橋選手は後に名誉がついてきたでしょうが。 名誉てなんや。 国民栄誉賞もろたでしょうが。 国民栄養賞てなんじゃい。 総理大臣からいただく賞でしょう。それ以上のものはないでしょう。 総理大臣がなんやねん。優勝した馬みてみぃ。天皇賞やぞ。 この話をカウス・ボタンの絶妙トークで聞くと、大笑いします。9月26日までNHKらじるらじるでやっています。興味のある方はどうぞ。 今日の一句 赤白や彼岸過迄手に取りて 今日のラン なし 今日の酒 プレモルエールレギュラー缶1 SAPPOROゴールドスターレギュラー缶1 赤ワイングラス2 今日の写真は赤白の彼岸花。今が盛りです。
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