カテゴリ:山
Monday, November 23, 2020 終日曇り 北西の風が吹きました。冷たかったです。 午前4時起床。普段、拙宅の朝食は午前7時半です。連ドラ「エール」を見ながら食べます。昨晩は妻が実家に泊まりました。今朝は1人でした。空腹を我慢することが出来ず、午前6時に朝食。鰯の干物を焼き、目玉焼きをこさえて済ませました。 夜の明けて曇天でした。風もあり、外に出る気分となりませんでした。薪ストーブの前にトラの頭を撫でながら読書でした。と、その時でした。親方からTELあり。倒木の段取りがついたので、片昼、チェーンソーを回して欲しい口ぶりでした。襤褸に着替え、切り出しに向かいました。 今日の山は斜面。礫混じりの足下に地下足袋のスパイクが効きませんでした。ズルズル滑って難儀しました。チェーンソーを回す折は、足が据わらないと危険です。過去に一度ズルッ、フルスロットルのチェーンバーに顔が数センチ、となったことがありました。注意が上にも注意です。天狗になってはいけません。 2時間で15~6本倒したでしょうか。研いだチェーンソー、よく切れました。「今日はこの程度でいい」親方の言葉にエンジンを止めました。写真は判りにくいですが、倒したそれです。親方のユンボが早くもそれに取り付いて、玉切りの準備を始めるの図。 サヨナラを伝え、切り出しの取り付けに寝かせてあった樫の丸太を玉切りました。これ、薪ストーブの燃料です。今日の山仕事が駄賃、この薪と椎茸でした。 山の帰り、親方に「波越の庵、その横に樫の大木を倒している、薪に如何」と言われました。そこへ廻って見ることにしました。来た道と違う林道を通りました。次の写真がそれです。冬枯れの始まった藪山の色合いは曇り空でしたがそれなりの風情がありました。 波越川に掛かる橋です。昭和39年12月竣工とありました。1964年、東京オリンピックの年です。60年近く前です。錆びた束柱と手摺りが年月を醸します。袂に赤い服を着たモデルを立たせたらいい感じの写真になるかと。 樫はなるほど、大木でした。写真は枝の部分です。庵を覆う枝だけを打った模様で、幹は立ったままでした。樹齢は相当なものでしょう。見た目、量はそれほどでもないようでしたが、それでも軽トラ5台分ほどかと。 家に戻り、荷台の薪を荷役。薪小屋も梅林下のストックヤードもほぼ満杯となりました。上の樫はもういいか、そう思い、親方にTELしました。「庵の敷地に育った木だ、燃やしたら供養になる」と訳の分からないことを返されました。薪ストーブ仲間に照会してみよう。 今日の野良は午前で終わり。昼をしたあと、オーディオの師匠に修理してもらった昇圧トランスをオーディオに接続しました。レコードは久しぶりでした。 以下3枚、午後を楽しみました。1枚目はJAZZ。宮間利之とニュー・ハードオーケストラ、モンタレーのライヴです。モノラルですが会場の雰囲気、よく伝わりました。 ベンチャーズ、3枚組です。定番「パイプライン」「キャラバン」「ダイヤモンドヘッド」の他、映画音楽「ラスト・タンゴ・イン・パリ」や「夏の日の恋」等を収録。日本のヒットメロディー「京都の恋」「京都慕情」「ブルー・シャトー」なんぞも。 この1812年は圧巻でした。 大音量に隣のおばちゃん、DのH姉来宅を気づきませんでした。ご主人のYさんがこの風中を蒲戸沖に魚釣り。不漁だったけれど、ヘダイを1枚とのことでした。写真がそれです。写る出刃の刃渡りは20cmほど。大物でした。それにしてもYさんのヤッケ、被った塩が乾いて縞模様になっていました。陸にこの風です。沖は大風大波だったんだろうな。傘寿を越えているのに元気がいいな。 ターンテーブルを止めて、チャチャッ、やっつけました。2/3を刺身にしてその半分を父母宅へ。もう半分が今夜の当て。残り1/3には昆布茶の顆粒を振り、ラップに包みました。昆布締めの裏技です。これは明日の肴です。 手が魚臭くなりました。長風呂をしても消えません。食卓について早速摘まみました。当ては冷酒。バタンキュー。 以下無用のことながら NHKらじるらじるの聴き逃しに「カルチャーラジオNHKラジオアーカイブス」があります。「声でつづる昭和人物史」と題し、保阪正康氏が角界各層、著名人の肉声を聞いて、人となり・思想・世間に与えた影響を、時代背景に照らしながら評する番組です。今年は三島由紀夫没後50年ということで、彼の特集が続いています。現在、第5回です。30分番組です。これ、三島文学ファンの方にはお薦めです。第1回からを年末まで聴取可能です。 朝、STVラジオを聴いていて、札幌は雪とのこと。A先生はどうしているかな。栗山に住む陛下とこよなくさん、元気かな。 桜を見る会前夜祭への講演会補填ニュースをして「やっぱり」感。 今日の一句 森閑に踏ん張る足袋よ頼んだぞ 櫟の葉黄色く舞いて落つカサリ 雪便りラジオが寒い南の地 今日のラン なし 今日の酒 冷酒2合 ボンベイサファイア梅酒1ショット 今日の音楽 文中モンタレーとベンチャーズの他 チャイコフスキー 大序曲1812年 同上 スラブ行進曲、幻想序曲「ロメオとジュリエット」 以上 カラヤン ベルリンフィル 今日の写真は妻が夜なべです。カボチャプリンをこさえました。 使った南瓜はこの種類。玉子を何個使ったんだろう。食後のデザートは暫くこれになりそうです。
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おはようございます。
おいらも、ジャズのレコードがそこそこ残っていますが、全然聞きません。 あと一回ずつは、聞きたいと思っているのですが、オーディオ装置がないんです(爆)。 (2020年11月24日 07時54分59秒)
昨日と一昨日、札幌は雪の便りでしたが栗山はほぼ積雪“0”でした。
こよなくの食べログ日記にいつも「いいね」有難うございます。 お気に留めていただき嬉しい~! 陛下、こよなくともに細々乍らも元気一杯過ごしています。昨日の休みは降雪に備え除雪機の指導準備をしました。昨年はあまり出番が無かった九十九(勝手につけた除雪機の名前)、今年はどうなる事か。出番は少ないにこした事はありませんが、宅では雪でカマクラを作り、中で餅を焼いたり、ジンギスカンをやるのであまり雪が少ない年も困りものです。我儘な話ではあります。 この時期、今年はどんなカマクラやジャリンコ達の為に滑り台を作ろうか考えるのも細やかな愉しみではあります・・・。 毎度、これを見る度にあまりの風景の違いに(;´д`)のこよなくより。 (2020年11月24日 12時57分09秒)
始動チガイ(;´д`)。
(2020年11月24日 12時58分22秒)
おじさんも、納戸かどこかにレコードがあると思うけど、かける機械もないし、きっとカビだらけなんだろうな・・
ジャズ系が多かったけど、やはりレコードで聴く音楽は、一味違いますよね (2020年11月24日 17時18分24秒)
禁玉減酒さんへ
レコード、なかなか断捨離とはいきませんよね。思い出の詰まっている品々ですから。 プレーヤー、最近、一部にブーム再来の気配ありとのこと。新機種が安く発売されているようですよ。 (2020年11月25日 07時24分28秒)
こよなく・・・。さんへ
陛下のご息災、何よりです。あっ、こよなくさんも。 かまくらですか。いいですね~。中で焼き肉、たまらんでしょうね。杣夫としては火鉢を持ち込んで氷下魚の一夜干しなんぞを焼きながら熱燗で入ってみたいです。 その雪ですが、大分・佐伯は積雪どころか、ここ数年、舞いもしません。これも温暖化なのでしょうか。 (2020年11月25日 07時29分06秒)
こよなく・・・。さんへ
漢字変換、相手の間違い、こちらの間違いとも、互いトラップをかけてあげた、くれた、と解釈しています。有り難うございました。 (2020年11月25日 07時30分11秒)
亮おじさんさんへ
えっ?亮さん宅にはプレーヤーがないの?コーゾーさんとこには立派なのがあるのに。 レコード、黴には要注意ですね。スピーカーに生じているのなら、例のタンスの中同様、「だらけ」かもですよ(笑い)。 (2020年11月25日 07時32分12秒) |
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