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菊花賞は結構会心の勝利。
騎手の性質を過去の名レースと共に書く事ができたのと、皐月賞で人気薄ながら◎を打ったのにも関わらず、相手本線を間違えての高配当取り逃がしをカバーできたので。でもタイトルホルダーはもう少し人気がないかと思いましたが、8倍はちと安かったですね。まあ良しとしよう。 【天皇賞・秋】 一騎討ちはどちらかが崩れやすくてヒモ荒れしやすい、3強対決は固く収まる。理由に関しては割愛。 昭和時代から聞いた競馬格言であり、個人としても割と実感してきたもの。ただしこれを着順ではなく馬券という物差しで見ると、若干変わると思う。 平成半ばまで馬券の主力は馬連。2頭の枠を2頭で埋めるよりはカバーが効く3頭のほうが固い決着になる確率は当然ながら高い。 しかし現在は3複3単が主力の時代。少なくともオッズや欲という観点で見ればそう。3強と言われる対決でも3つの枠を高確率で埋められるかというと、物理的確率と競馬という競争の性質からして簡単ではないと思う。個人的には3着までの馬券は、人気馬の何かが飛んで他の人気薄が割り込む事に可能性と妙味を見出すものだと感じる。今回はそこを突きます。 ◎コントレイル ○トーセンスーリヤ ▲ユーキャンスマイル △エフフォーリア 馬券は◎からのワイド流しと3単流し。 グランアレグリアが危険と予測し、エフフォーリアを保険にして台頭してくると思われた人気薄に。 秋天は時代を経るにつれてマイラーの活躍が目立ったけど、マイルベストという馬ならこの距離はこなせると思う。でも私的にはグランアレグリアは1400ベスト、その馬が1200も1600も守備範囲にしているという印象。1400ベストの馬が2000でその距離がベストの馬を下すよりは、自分が苦しくなる可能性のほうがずっと高いと予想。 相手が一頭だけならば、その一頭が自分に付き合う形になったり相手を絞ったりもできるけど、スタミナ上位の馬が2頭がいると一瞬の脚だけではなくより長い脚を繰り出す必要が出てくる。その制約は大きい( このマイナスを最も感じたレースは07年桜花賞のアストンマーチャン )。 コントレイルを勝ち馬候補にした最大の理由は、負けたレースでも一生懸命走ってその時なりの全力を出すという点に敬意があるのと、その下地があるからこそ条件と体調を整えられた復帰戦ならば三冠時かそれ以上の強さを出してくるだろうという事。 三冠のダメージが残っていたのか伸びなかったJCも道悪でスピードを殺された大阪杯でも、苦しくなっても集中力を切らさずに走りきっている。そこが苦しくなったら大きくパフォーマンスを落とす性質を受け継ぐ藤沢厩舎の強豪馬や、大一番で甘くなってしまったエフフォーリアよりも大きなところを託したくなる要因です。 もちろん、苦しみと努力の継続で壮年になって大きいレースこそ勝負強くなった騎手への敬意もあり。 これから馬が良くなっていくという意味では、3歳のエフフォーリアのほうが信頼を託しやすいのかもしれない。でも年齢に関係ない馬の性質のほうを重視。特別な愛着や感銘を持つ馬は、いつも真面目に一生懸命走る馬であってきたので。オグリキャップ、スペシャルウイーク、ダイワスカーレット。 トーセンとユーキャンは、内伸び外伸び状況でそれぞれ最も確実に伸びると思われた存在。外枠の明確な外伸び馬場であればこそトーセンは新潟記念は差しの競馬をしたけど、今回はフラット。ならば内枠を生かして枠なりのロスのない競馬をしてくるはず。昨年の新潟大賞典のような、広いコースのスペースを反応良く抜け出す形が一番集中力とスピードを生かせる乗り方だと思う。 ユーキャンはg1でも戦ってきた古豪。それだけに強い相手への抵抗力はあるし、左回りベター。叩いてg1ではあまり走らず、間隔を空けたほうがいいイメージがある。今年の府中は近年では割と外伸びが効く馬場。2000でも末脚の長さを重要視されるような性質になれば、来る力はある。 カレンブーケドールは加齢に連れて堅実さは維持しているものの、脚の速さが失われつつある気がする。府中で一線級相手だとスピード負けしそう。今なら右回りのほうが良いのでは。なお違う圭さんとカレンじゃないマコサマも、前途多難。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.10.31 12:46:18
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