|
カテゴリ:美術館・博物館
オルセー美術館を訪問したのは、2018年4月27日(金)9:30であります~一番最初に入ったのが地上階(0階)であります~印象派の巨匠マネ「バルコニー」との再会でした
Le Balcon Musée d'Orsay きらりのわがまま「パリ旅日記」・・・第40回 エドゥアール・マネ Édouard Manet (1832-1883)作 『バルコニー』Le Balcon 1868-1869年頃の作品(170×124.5cm)油彩・画布 1869年 パリのサロンに展示されました 現在は・・・パリ『オルセー美術館』地上階(0階) マネの代表作のひとつ『バルコニー』 またまた~お会い出来て嬉しいです 19世紀の最新ファッションで身を飾り 何と~オシャレな方たちなのでしょう♪ この方たちは(モデル)は・・・誰なのでしょう!? 左に座る女性はベルト・モリゾ 右に立って傘を抱えているのはファニー・クラウス 中央の男性はアントワーヌ・ギュメ (この3人だけかと思ったら) ・・・ 左の後ろにレオン・レーンホフ いずれも作者「マネ」と関係が深い人なのですが・・・どんな方 『ベルト・モリゾ』 印象派の女流画家(マネの弟ウジェーヌの妻) 『ファニー・クラウス』 ヴァイオリニスト 『アントワーヌ・ギュメ』 印象派を支持していた風景画家 『レオン・レーンホフ』 マネの息子 4人は・・・「マネ」と親しい人物でありますが 4人は、それぞれ交流は無かった様です。 そう言えば・・・よそよそしいですね 当時、世間では・・・(酷評) 「現代の生活を、ただ描いただけの絵」とか 「画布に絵具を塗っただけの平面的な絵」だとか 「風変わりな写実主義」と言われた 確かに伝統的な色彩とは違う 「挑戦的」な色彩であります バルコニーの強烈で、はっきりとした緑色に・・・ビックり 背景が、真っ黒である! 白い服に、白い顔、白い髪飾り 男のネクタイは、ブルーなのに ・・・手すりは、緑で微妙 色のコンスラストが、考えられないミステリーだと酷評 しかしこの手法は、マネの絵画における空間構成の疑念と アカデミックで伝統的な絵画芸術に対する挑戦でありました。 この作品は、1884年に「ギュスターヴ・カイユボット」 に売らましたが・・・あちこちへ行き この日は、パリのオルセー美術館に収蔵されておりました ジヴェルニー『モネの庭』のバルコニーも同じ緑色ですよね 私は、このコンスラストが大好きです そして・・・ モリゾの自立した女性の生命感が宿る目線が印象的ですね オルセー美術館にぽち お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[美術館・博物館] カテゴリの最新記事
|