|
カテゴリ:美術館・博物館
私の美術館へ行く目的は、美しい絵画を観る事です~オルセー美術館で屈指の美女に再会♪
![]() ![]() きらりのわがまま「パリ旅日記」・・・第67回 『ヴィーナスの誕生』と言えば イタリアのウフィツイ美術館ボッティチェリ作(1483年)が有名 ![]() その400年後に描いた ![]() ブグロー作『ヴィーナスの誕生』1879年 ![]() Naissance de Venus(1879) 300×217cm パリ「オルセー美術館」上の階にて2018年4月 ![]() ![]() ウイリアム アドルフ ブグロー William Adolphae Bouguereau フランス・アカデミズム絵画の巨匠 1825年11月30日-1905年8月19日(79歳没)・・・54歳頃の作品 William Bouguereau ウイリアム・ブグロー・・・とは? 1825年11月30日、フランスのラ・ロシェルに生まれる。 19世紀フランス「アカデミズム絵画」を代表する画家 神話・天使をテーマに多く描く 1846年、パリ「エコール・デ・ボザール」国立美術学校で学ぶ 1850年、ローマ賞を与えられ、公費でイタリアに留学。4年間滞在 1876年、美術アカデミー会員となる。 1888年、「エコール・デ・ボザール」の教員となり エリート街道まっしぐら・・・と言う偉い画家さん 同時代の「印象派」たちと対立し、彼等を落選させる! その後、世の中は印象派の人気が高まり ブグローは、しばらく世間から忘れ去られてしまいます。 Naissance de Venus(1879) ![]() 『ヴィーナスの誕生』は ![]() ![]() ヴィーナスは、なんと~美しい ![]() パリ「オルセー美術館」でも屈指の美人ですね~ 「ギリシャ神話」で・・・愛と美を司る女神「アプロディーテー」は、 「オリンポス十二神」で・・・美に置いて誇り高く パリスによる三美神の審判で、最高の美神として選ばれました。 英語では・・・「ヴィーナス」であり ヴィーナスは、海の泡から生まれ キプロス島に降り立ったとされる。 ブグローの『ヴィーナス誕生』では・・・ 「アプロディーテー」ヴィーナスの誕生を主題として 女神の海からの実際の誕生ではなく 完熟した女性として海から キプロス島の首都パフォスまで 貝殻に乗って移動するシーンを描きました。 イタリアのウフィツイ美術館「ボッティチェリ」1483年 ![]() 『ヴィーナスの誕生』とほぼ同じストーリー ![]() パリ「オルセー美術館」ブグローのストーリーは ヴィーナスは、帆立貝の上に立って 魅力的なポーズで、長い髪をかきあげております。 ヴィーナスが乗る帆立貝を引っ張るのは・・・可愛いイルカ イルカは、ヴィーナスの象徴のひとつとされます 周囲に集まっているのは、 ヴィーナスの到着を待っていた面々 馬の体に首から上だけ人間の顔を持った「ケンタウロス」 その傍らには、 山や川を守る女性の精霊「ニュンペー」がおり 周囲には、天使たちが ![]() ![]() ヴィーナスの誕生をお祝いしているのでしょうか? ブグローは・・・ 画家としてエリート街道まっしぐらでありましたが サロンの審査で、印象派を落選させた為でしょうか ![]() その死後100年間も忘れ去られてしまいます ![]() 1979年ころ、再評価される事となります。 しかし、 ミケランジェロやレンブラントにも匹敵する 巨匠であることに変わりは、ありません! しかし、印象派の多い「オルセー美術館」では、 居心地が悪いかも知れませんね~( ![]() 「オルセー美術館」屈指の美女は・・・(つづく ![]() オルセー美術館に ![]() ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[美術館・博物館] カテゴリの最新記事
|