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カテゴリ:美術館・博物館
アムステルダム国立美術館「名誉の間」正面に向って左側には、ヨハネス・フェルメールの作品が
なんと~贅沢に並びます(^0^)♪夢の様な光景であります2018年11月2日訪問 きらりのわがままオランダ旅日記・・・第42回 フェルメール“青衣の女”あおごろものおんな Woman Reading a Letter Johannes Vermeer(1632-1675) oil on canvas,c。1663 ヨハネス・フェルメール『青衣の女』 オランダ語:Dame in blauw jak 1662-1665 フェルメール・・・とは? ヨハネス・フェルメール Johannes Vermeer ヤン・ファン・デル・メール・ファン・デルフト(本名) Jan van der Meer van Delft 生涯をほぼデルフトで生きた画家 1632年10月31日?-1675年12月15日? オランダの「バロック期」を代表する画家のひとり 映像のような手法と綿密な空間構成 光りによる巧みな質感が特徴である。 オランダ『アムステルダム国立美術館』 Rijksmuseum Amsterdamにて 46.5cm×39.0cm 光りによる巧みな質感が特徴である フェルメールの作品の中で光源である 窓は、ここでは描かれていませんが・・・ 左から差し込む柔らかい光りのもと 女性は、一心に手紙を読んでおりますね~ フェルメールの作品で手紙を描いた作品は6点 全35点の中の6点ですから~多いですね 17世紀当時、黄金期を迎えたオランダでは、 一般市民であっても経済的に豊かで 教育にも熱心で・・・ 当時オランダ人は、文字の識字率は高かった 郵便制度も整備されており 人々は、手紙を 新しい重要なコミニュケーションの手段としておりました。 フェルメールが度々、手紙をテーマにしたのは 手紙のやり取りの中で 思いがけないドラマをもたらした為に事から 新しいツールそしてドラマチック人間関係 恋失恋裏切りなどなど 画家たちにとっては、ワクワクする主題でありました。 手紙をテーマに描いた6点の中で・・・ 『青衣の女』は、 差し込む「窓」が無く 手紙を読む女性を中心に全て余計な情報を 最小限に留めており 単純な構図と色彩だけで描き上げた フェルメール最盛期の傑作のひとつであります! 女性の横顔と背後の地図の色合いなど 幾重にも繊細に調和し合い 静寂を深めております。 微妙~な表現を見事なまでに実現した傑作であります。 写真のトリミングとすると・・・完璧な構図であり 知的に画面を区切っている構図は、 モダン・アートの世界をも感じますよね フェルメール・ブルーの青衣は、 フェルメールを象徴する色彩であります 女性は、妊娠中 夫が留守で激太り中 いえいえ流行のファッション 手紙は、不倫相手から などと想像の世界に私たちを誘い絵画を楽しませてくれます フェルメールの絵画は・・・ 外から光りが~室内にさし 外から手紙が舞い込み 情報は、外からまいります~ 見えない世界が、想像を高め 壁の地図は、遠くに大切な人が居る暗示であります。 室内は、静寂であり~ 彼女は、物静かに見せながらも心は、ザワザワ 小さな絵画に詰まった世界でありながら 私たちを釘付けにする魅力的な絵画なのであります。 この作品は、以前にも 2015年春ワシントン・ナショナル・ギャラリーにてほしのきらり。撮影 何故か?ワシンドンDC.で展示してありました青衣の女 特別展示だったのでしょうね~ また何処かでお会い出来ます様に~ アムステルダム国立美術館「名誉の間」 フェルメール作品は ・・・つづく・・・ 国立美術館にぽち お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.12.24 00:10:11
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