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カテゴリ:美術館・博物館
オランダ『クレラー・ミュラー美術館』は、大きな国立公園の中にあります♪
美術館の中から鑑賞する紅葉2018年11月3日(土)午前~ そして静かに佇む彫刻たち きらりのわがままオランダ旅日記・・・第70回 EXPO=5、6と鑑賞して ちょっと~休憩 日本語版=Kröller Müller Museum 開いて~ 館内マップを見ると・・・ここは右側 EXPO6⇒7間の EXPO7-8 この先ですね EXPO7 入ってみましょう~ 先へ進むと 水を張っているように見えますが~警備のおじさんに聞くと違うと言う ロニ・ホーン作『白の反対』 2部構成:どちらも高さ50.8×直径142cm
ロニ・ホーン・・・とは? Roni Horn 1955年- ニューヨーク生まれ、女性アーチスト ニューヨーク在住の作家・写真や立体作品 アーティストブックなどあらゆるジャンルで制作を続けている。 ロニ・ホーンの作品は・・・ ミニマル・アートであります ミニマル・アート・・・とは? Minimal Art 視聴覚芸術におけるミニマリズム(Minimalism)であり 装飾的・説明的な部分をできるだけ削ぎ落とし シンプルな形と色を使用して表現する彫刻や絵画 1960年代を通じて主にアメリカ合衆国で展開した。 抽象表現主義を批判的に継承しつつ 抽象美術の純粋性を徹底的に突き詰めた。 (ウィキペディアさまより) とっても個性的で珍しく目をひきます 「クレラー・ミュラー美術館」に展示されているこの作品は 国立公園の自然の中に溶け込むかのような~ 新しく斬新なスペースに惹きつけられました ロニ・ホーンが ガラスを素材にした作品を制作し始めたのは 1990年頃(40歳頃)からであります。 「白の反対」は・・・ 2つの作品がペアーになって構成されております 残念ながら私。きらりは2つを並んで撮影しておりませんが ガラス張りの建築のなかに左右2つ スペースを空けて展示してあります。 1つは・・・「黒」写真より真っ黒で もう1つは・・・クリアーな「白」です。 大きさは、同じで・・・重さは大体2000kgも 両方とも鋳型内で24時間ゆっくりと造られてから 4ヶ月もかけて固められました 側面は・・・ 鋳型のザラザラの表面が打ちっぱなしです 上から見ていると水面があるのかと つい触って見たくなる衝動に・・・ 外部の光線を受けて輝いておりますが~ これは、制作時に空気との接触で出来上がったものです。 この作品を鑑賞する人によって 色々な世界を思い浮かべる事ができます 白い作品は・・・ 柔らかいプラスティックにしか見えませんが 本当は、ガラスでできております。 大きな白いガラスです 中に水で満たされた様に そして中は、硬い様にも見えて来ました。 更に見つめていると・・・ 丸い形のなかで「渦巻き」が ぐるぐると・・・動き出しそうです。 つやつやとした表面を つい手で触れて確認してみたい衝動が 心を吸い寄せられてきます。 ですから、ここには監視員がいるのでしょうね。 でも、興味深く鑑賞している私たちを優しく見守っている監視員さんでした。 ロニ・ホーンの作品は・・・ こうして2つのペアーで作品を作り上げ 彼女の独特な世界を見出しております。 「白の反対」も黒と白のペアーであります。 白と黒・・・全く正反対の世界であります。 白と黒は、ペアーで絶妙な空間を保ち それぞれの個性を発揮しながらも それぞれの個性を認めながら いつも並び、色々な人が通り過ぎる この美術館で丸い2つに光り輝き 春には、新緑を映し 夏には、ギラギラと反射させ 秋には、紅葉に染め 冬には、雪見酒 はははっ。お酒はありませんが・・・ 2つがペアーとなり 絶妙な空間を保ちながら すべすべの肌で 深い井戸の様ないでたちで また、今日も人々を魅了している事でしょう (以上、私の個人的な感想であります) 自然に建築と美術鑑賞~全てを欲張りながらも 静かで、まったりできる空間でありました ・・・つづく・・・ Kröller Müller Museumにぽち お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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