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カテゴリ:美術館・博物館
ゴッホは、死ぬまでにたった1枚しか絵が売れなかった!などと言われておりましたが
最晩年には、フランスの一流誌にゴッホの作品が称賛されていたのでであります。 きらりのわがままオランダ旅日記・・・第97回 ゴッホ VINCENT VAN GOGH Zundert 1853‐ Auvers‐sur‐Oise 1890 Kröller Müller Museum Cipressen met twee figuren juni 1889-februari 1890 Cypresses with two figures June 1889-Febuary 1890 oil on canvas 92.0cm×73.0cm (サン・レミにて) 『糸杉と2人の女性』 1889年6月-1890年2月 炎のようにウネった糸杉を 激しいタッチで何本も描きました この迫力を近くまで寄って見て下さいね 今までで・・・一番の分厚い絵の具です 右下には、赤い花が描かれています。 むむっ。。力がこもっております この絵にゴッホは・・・ 2人の神秘的な女性を描き足しております これは 若き「象徴主義詩人」であり 美術評論家であった 「アルベール・オーリエ」に この作品を贈ったからであります。 オーリエは・・・ 一流誌『メルキュール・ド・フランス』の 1890年1月7日号で ゴッホの作品を称賛しておりました。 ゴッホに言わせれば・・・ ほめ過ぎだと言っていたのですが こだわりの「糸杉」が認められた事が嬉しかった。 ゴッホ最晩年には、 そろそろ一流誌に認められ始めて居た事がわかりますね 奇妙で、 強烈で、 熱気を帯びたゴッホの作品!! 美術評論家のオーリエは、 とりわけ重要な意味を持つ これらの樹木の「象徴性」を オーリエは、 早くから見抜いていたのであります。 ゴッホは、 そんなオーリエの期待道理の 神秘性と象徴性を加え オーリエに相応しい贈り物として 力いっぱいに描いた作品であります。 ・・・つづく・・・ Kröller Müller Museumにぽち お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.02.18 00:10:10
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