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カテゴリ:美術館・博物館
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ピカソは、作風がめまぐるしく変化した画家として有名であり、それぞれの時期が「◯◯の時代」と呼ばれています ピカソの変化する画風・・・とは? Pablo Ruiz Picasso 『青衣の女』1901年 ☆青の時代(1901年~1904年) 19歳のとき、親友のカサヘマスが 自殺したことに大きなショックを受け 鬱屈した心象を、無機顔料のプロシア青を基調に使い、 盲人、娼婦、乞食など社会の底辺に生きる人々を題材にした作品群を描いた。 現在「青の時代」という言葉は、 孤独で不安な青春時代を表す一般名詞のようになっている。 Pablo Ruiz Picasso Fernande Oliver,1905~1906 ☆薔薇色の時代(1904年~1906年) フェルナンド・オリヴィエという恋人を得て、 明るい色調でサーカスの芸人、家族、兄弟、少女、少年などを描いた。 Pablo Picasso Les Demoiselles d’Avignon 1907 ☆アフリカ彫刻の時代(1906年~1908年) アフリカ彫刻の影響を強く受けた時代。 このとき、キュビスムの端緒となる『アビニヨンの娘たち』が生まれた。 ☆プロトキュビスムの時代(1907年〜1908年) ☆セザンヌ的キュビスムの時代(1909年) スペインのオルタ・デ・エブロに旅し、セザンヌ的な風景画を描いた。 ☆分析的キュビスムの時代(1909年~1912年) モチーフを徹底的に分解・記号化し、 抽象絵画にもっとも接近した時代である。 ☆総合的キュビスムの時代(1912年~1918年) 装飾性と色彩の豊かさが特徴で、 ロココ的キュビスムとも呼ばれる。 このころ、新聞紙や壁紙をキャンバスに直接貼り付けるコラージュを発明したが、 これはマルセル・デュシャンのレディ・メイドの先駆である。 ☆新古典主義の時代(1918年~1925年) 妻オルガと息子パウロをモデルに、どっしりと量感のある母子像を描いた。 ☆シュルレアリスム(超現実主義)の時代(1925年~1936年 ) 化け物のようなイメージが多く描かれた時期で、 妻オルガとの不和が反映していると言われる。 代表作は『ダンス』『磔刑』など。 ☆ゲルニカの時代(1937年) ナチ・ドイツ(実行したのはドイツ空軍のコンドル軍団である)が スペインのゲルニカを爆撃したことを非難する大作『ゲルニカ』や、 その習作(『泣く女』など)を描いた。 Pablo Ruiz Picasso ☆晩年の時代(1968年~1973年) 油彩・水彩・クレヨンなど多様な画材でカラフルかつ激しい絵を描いた。 自画像も多く手がけた。 パブロ・ルイス・ピカソ Pablo Ruiz Picasso 1881年10月25日〜1973年4月8日(91歳没) ピカソにぽち お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.06.15 00:10:06
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